林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

韓国サッカー男子がオリンピック憲章違反でおそらくメダル剥奪、なぜ、政治的主張が禁止されているのか?

いつもありがとうございます。林雄介です。

韓国サッカー男子が、「竹島は韓国領という」痛いプラカードを掲げ問題になっています。なぜ、オリンピック憲章で政治的主張を禁止しているのでしょうか?。
まず、現時点な問題としてオリンピックにはスポンサーが大量にいます。ですから、特定のイデオロギーの主張は困るのです。

次に、韓国と日本(竹島)、ロシアと日本(北方領土)、中国と日本(尖閣諸島)、インドとパキスタンカシミール)、イギリスとアルゼンチン(フォークランド)…。地域紛争をやっている当時者国同士が平和にスポーツをするために、そもそもオリンピックは平和の祭典、「オリンピック期間中は停戦しましょうね」というのが古代オリンピックであり、クーベルタン男爵の近代オリンピックも、「オリンピック期間中は停戦しましょうね」という精神が受け継がれています。ですから、李韓国大統領の竹島不法入国も本当はオリンピック参加国としては問題なんですよ…。
紛争当時者国を集めて停戦してスポーツをやるのがオリンピックです。ですから、政治的主張をしたら、停戦できないでしょう?。例外を認めると、イデオロギー対立の場にオリンピックがなりますよ。ですから、モスクワ・オリンピックとロサンゼルス・オリンピックは、冷戦中は、西側陣営と東側陣営が相互に参加すらしないという事態になったわけです。
なので、政治的主張を禁止することで純粋にスポーツだけの祭典にしているのです。主張が正しいか間違っているかではなく、主張をされるとオリンピックそのものがなくなる可能性があるのです。これが、韓国サッカー男子の「竹島は韓国領」が問題になっている理由です。「あらゆるイスラム教テロに反対する」もアウトですよ、宗教対立がはじまるから。
林雄介with,you。

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