林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

アマゾンコムで販売を取りやめる出版社。本の原価で一番高いのは印刷代。韓国で印刷しろと…。

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

本は売れないとお金にならない。
で、大多数の方が勘違いしていますが、本は価格の6、7割でアマゾンコムや問屋に卸します。
1000円の本は600円で問屋やアマゾンコムに出版社は販売します。問屋は800円で書店に販売します。
600円のうち6割が印刷代、残りの4割が編集代金と印税。本を再販制度の適用外にするなら、印刷代を削らないと無理。
東京の地場産業って印刷屋ですよ。寅さんのタコ社長も印刷屋でしょ?。

再販制度の適用から外したら、海外で人件費なんかを安く印刷して船便で日本に本を持ってきて売るしか無理。やるなら、韓国になると思いますが…。(アメリカは韓国で印刷して船便で運んでいる。)
日本の中小の印刷屋をつぶして、韓国で印刷していいなら再販制度を適用しなくてもいいですけど。あと、海賊版を作られますよ。日本は、流通を問屋が押さえているから、出版社経由以外で印刷屋が本を流通させたらバレますが…。アマゾンに見本刷りを流していたりして。
日本で印刷屋が勝手に本を流通させたらバレますが、海外だと本のデータそのものを渡すから、海賊版を作られますよ。1万部の本を500部余分に印刷して、日本に運んで、アマゾンやネットで売られたら尻尾を捕まえれないですよ。

本の原価を削るなら、制作費は増版をしないと赤字だから、印刷代を削るしかない。ほとんど印刷代だし。で、アマゾンはもともと安く仕入れているから、安く売れるだけ。アマゾンは出版文化を守る気はないよ。アマゾンは通販をやるために、本で販売ネットワークを作りたかっただけ。アマゾンは本屋じゃないから、出版社が倒産しても、著者が自殺しても構わないと思っている。新刊と中古本(著者にも出版社にもお金は入らない)を売る時点で嫌がらせでしかないんだから。電子書籍も、データはあっても読むのはハードがいるから、本のデータをそのまま公開すれば本になるわけじゃないし…。私の本も何年か前から電子書籍化を出版社はすすめたいんですが、電子書籍事業そのものが赤字だから出版社が電子書籍化できない。
昔の本って、自費出版しかないんですよ。あと本そのものが高価すぎて買えなかった。新聞って、広告がありますよね、雑誌もあるけど。本の価格を下げるということは本に広告を載せることになる。パチンコ屋が広告を出した本でパチンコの批判なんかできないでしょう?。
雑誌もテレビも新聞も広告主に気を使う。広告がない情報源は本だけですよ。ネットも企業がGoogle八分をやって締め出してるじゃないですか。ネットは自由なようで、プロバイダーが検索規制をかけれるから。

林雄介with,you。

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