林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

救急医療と新自由主義。人間の原罪とは何か。儒教と老荘思想の究極のエッセンス。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

以前、研修中に副市長と会食中に喉に刺身がつまって死にかかりました。
某自治体の会食は副市長がいるから、市民病院にすぐに救急搬送されると安心していましたが、「うちの市は市民病院ありませんから」と言われた時の絶望感ね。

アメリカはオバマ・ケアが成立していません。消防は無料で消しますが、救急車は金を取りますよ。

命にランクがある。私は政治家から逃げている関係上、一住民としてしか病院を使えません。まず地域的な利便性、例えば都内でも大学病院が近所にあればタクシーでいけますが、夜間診療をやっている大学病院や大病院は23区でも限定的です。

もうひとつは救急車を使いたくないから、タクシーで夜間診療に行くんですが、救急車経由じゃないと救急医療をやってくれないんですよ。仕方ないから、入院施設がある病院の院長と個人的に仲良くなるしかないと。

で、救急医療の不備に気づいたのはこの数年なんです。健康すぎる人間は救急医療の重要性がわからない。結石やインフルエンザも普通に窓口診療でした。結石の時はさすがに激痛で先に見てもらいましたが。生活保護でも救急車でも、スティグマがあるから、格差がある。山形かなにかで大学生が救急車を呼んだけれど派遣しなくて死んだんですよ。簡単に生活保護や救急車を呼ぶ人間と生死をさ迷ってからしか呼ばない人間の両極端にわかれるんですよ。

これは怖いんですよ。新自由主義は格差を前提にした社会です。格差の社会的損失を馬鹿だから計算できないわけ。竹中さんは慶應関係者だから慶應病院を使える。小泉さんも慶應病院を使える、学生時代から使える。早稲田が左翼、格差反対、慶應新自由主義に傾く一番の理由は早稲田は医学部を持っていないから、学生やOBが優先利用できる病院がないんですよ。

自前で公務員なら虎ノ門病院、大企業でも社員病院を持っているところはそこに行けばいい。一般人はどうするんですか?。

新自由主義は、命にランクがつく。私は最悪は作家、元官僚、仲直りしませんかの政治家リストがありますから、最悪は新自由主義でも死なない。しかし、1億人の命を守れますか?。副市長と会食中に喉に詰まっても、市は救急車は持っていますよ、市民病院がないんだから。JA病院が救急病院らしいですが。

救急車を呼ぶときなんか一分一秒を争わないと呼ばないから、1時間かけて根回しして、病院が手配できた頃に死んでいますよ。一時間持つならタクシーで病院に行けばいいんだから。

東日本大震災の日ですね。なんで、今日は喉に詰まったかわからなかったんですが、東日本大震災でね、命について真剣に考えさせられました。事務所にいたんですが、首都地震だと思ったんですね。近所も何軒か倒壊して、東北にも友人がいますが死んだ人はいませんが、家が流された人は多い。マガジンランドから「政治と宗教」の本を出したのも死、死後の世界について真剣に考えさせられたからです。死んだらどうするのか?。

テーマが変わったんです。死なせない政治から、死後も安心に。なるべく死なせないようにはしますが、私も皆さんもいつか死ぬ。死後の対策をはじめたわけです。

オウム真理教事件でも、あるいはナチスでも、また戦争も政治で防げる。学問の振興でカルトやナチスや戦争は防げるんです。だから、大学という儒教の古典を皆さんに読んでいただいて、また私の本なんかを読んで頂いて、学問と道徳、誠の道が人類レベルで実践できたら戦争は防げるんです。しかし、自然災害、地震やあとは新型インフルエンザは防げないわけです。人間の叡知を越えた災害がある。だから、宗教ができたとは思いますが。そうするともしもね、モラルがない、弱肉強食の強いもの勝ちの社会を作るとどうなるのか?。欧州の貴族、藤原氏天然痘やペストで死んでいるんですよ。ここまで教えていいのか迷いますが、その時代の医学水準で治せない疫病が出てくる。あとは自然災害。

大学がスタートしたばかりですが儒教老荘の究極のエッセンスを書きますよ。
人民と統治者を教化教道して善徳を積ませ、悪徳を減らさせ、自然災害と疫病を防ぐこと。これが儒教老荘思想の究極のエッセンスです。これが出来ていた時代を儒教老荘は古代聖帝時代と呼び、旧約聖書エデンの園と呼び、ギリシアは黄金時代と呼び、日本では高天原と呼ぶのです。

科学技術、知的水準が現代より低かった時代にそういうユートピアがあったんですよ。キリスト教がいう原罪というのは、人間の小賢しい知恵と弱肉強食の競争本能。知恵をつけて競争本能をつけて楽園を追い出されたんですよ。正確には、知恵と競争本能を善用できるように人間に地上を委ねたのです。これをあらゆる宗教が寓話で教えているのです。

人間は楽をして身につかない。だから、大変な思いをして身につけさせるわけです。

この記事を書かせるために、七転八倒していたわけです。

林雄介with,you。

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