林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」7、8、9章。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

総務省
道州制地方分権をするなら自前の財源でやるべきでしょうね。日本みたいな小さな島国で地方分権する必要もないと思うんですね。均一の行政サービスを均一料金で受けれる方がいいと思いますが。

財源移譲して州レベルで破綻されたら国が救済できませんが…。

経済産業省
自由経済でやるなら経済産業省はいらないと思いますけどね。中小企業と貿易交渉に特化させて、昔みたいに国策で経済振興する必要もないと思うんですが。

あと規制緩和と自由競争の誤解。自由競争をやらせたら会社の数は減りますよ。コンビニや銀行も合併を繰り返して巨大化していっていますよね。経済学では、自由競争をやらせたら企業数は減るんですよ。利益をあげるために巨大化していくから、企業が多いと価格競争になるから利益率は下がります。合併して競争を減らした方が利益になるから合併していくんですよ。アメリカは企業が独占化したら強制分割できる反トラスト法があります。鉄鋼業で一回、一社だけになって、反トラスト法ができて巨大化したら分割できるようにしたんです。

OSでもアップルとWindowsぐらいですよ。企業が減るんです。

フェアトレード
開発途上国を発展させて、人件費をあげないと先進国の失業率が増えるんですね。

8章。
法務省
法律を知ることが生活を守る武器になるんです。知識は武器なんです。

公正証書。
公正証書にしておくと、借金の支払いがなされなくなった場合に強制執行をできるんですよ。

内容証明
内容証明は、記録を残す意味ともうひとつは、法的な対抗措置を取りますよという予告に使います。借金の催促を内容証明でしてから、裁判をやったりします。個人的な内容証明は一回だけ、週刊誌に送りましたけどね。経歴を公開していなかったから、東大のキャリア官僚、林雄介氏と紹介されていたから、あとで問題になるなあと思って、中身は忘れましたが、事実誤認があるという主旨の。ニッポンの農業を出すまで、本当に学歴と出身省庁を非公開にしていましたから。

外国人移民。
ロボットじゃないですから子供も生みますし、その後の社会福祉の問題もありますから、簡単に外国人労働者を増やさない方がいいでしょうね。

公安調査庁
公安調査庁は武器を使えないし、逮捕もできません。情報収集がメインの活動です。過激派を取り締まる役所です。

警察庁。
警察庁は中央省庁。警視庁は、東京都の警察本部。

職務質問。
私は冗談抜きで、警官はお客だから営業をかけますが、合理的に判断して犯罪をおかしうる理由がないと職務質問はできないんですよ。ただ、毎回、職務質問の時に、私が犯罪をおかした、または犯しうると考えた合理的理由を聞きますが、「深夜だから、とりあえず全員、職務質問をする」そうです。何回か職務質問を受けたことがありますけどね、本の原稿を深夜に郵便局から出版社に送ることが多いから。夜中に自転車で走っていますから。

冤罪。
冤罪率は3割ぐらいと考えて袴田事件でもバッシングすると検察も裁判官も冤罪濃厚事件の見直しをしなくなるから、裁判所の大英断と誉めないとダメなんですよ。冤罪でいちいち検察と警察をバッシングさせない。冤罪はあるという前提で運営させないと冤罪が解消できない。冤罪で責任問題になるなら、誤報を出すたびにマスコミも辞職しなきゃいけない。

9省。
外務省。外務省は事務次官で退官する人と駐米大使になる人。2パターンありますね。外交官の警護。
意外と知らない人が多いんですが、受け入れ国の責任です。日本にいる外交官の警護は日本の責任。ソウルの日本大使館が襲撃されたら韓国政府の責任になるし、日本にある韓国大使館が襲撃されたら日本の責任になる。
外交官は不逮捕特権や課税免除があるから、受け入れ拒否も可能。アグレマン会議でペルソナノングラータをできるし、杉原千畝はペルソナノングラータをソ連か何かにやられて外交官として赴任できなかったんですよ。拒否理由は説明する必要なし。

宮内庁
宮内庁も幹部は他省庁出身。海外から要人受け入れをするから外務省から出向して、宮内庁長官は警察、厚生省、自治省出身者が多い。旧内務省出身者。

皇族の公務。
法律に明記されていない。

国賓と公賓。
国賓は同じ国からは10年に1回しか呼べないから、仮に毎年、大統領が日本に来日する場合、公賓になる。国賓と公賓は日本が滞在費を出して迎賓館に宿泊してもらって宮中晩餐会をやるから、何回も招待はしない。

天皇陛下がインドならインドを訪問された場合、日本も招待しかえさないといけないし。大統領なら会談なら宮中晩餐会ではなく昼食会にかえれる。政治家なら、国賓,公賓にしないこともあるけれど、イギリス国王だったら国賓以外で招待できないし、天皇陛下国賓以外で招待されない。

おわりに。

最終日になりました。最後ははしょりましたが、解説、終わりです。

ちゃんと本は読んでいただけましたか?4月は論語です。

林雄介with,you。

〇林雄介のTwitter

http://twitter.com/yukehaya/

〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/

公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=8174

あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

http://www.magazineland.jp/products/detail.php?product_id=490


〇林雄介のアメブロhttp://ameblo.jp/yukehaya22
〇林雄介のライブドアブログ。(ライブドア有名人ブログ・オフィシャルユーザー、auブログ時代の過去記事があります。)
http://blog.livedoor.jp/yukehaya/


日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。


「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれ ば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。