いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
過去記事に木下康司主計局長と香川俊介官房長のどちらが事務次官になるかわからないと書きました。
昭和５４年入省組から異例の２人次官誕生となりました。香川財務省事務次官は主計畑ですが、主計局長をやっておらず、木下前事務次官は主計局長ですが、銀行畑出身で官房長未経験です。財務省は官房長→主計局長→事務次官が慣例ですから、木下事務次官が消費税８％で退任、香川主計局長が事務次官になりましたが、おそらくは１０％アップ後に退任だと思います。短期間に事務次官を交代させた理由は増税の戦犯を１人の事務次官にしないためでしょう。さらに同期の田中一穂主税局長が主計局長に就任、佐藤官房長（東大経済）が主税局長に就任しましたから、消費税率１０％後の田中主計局長への短期事務次官交替もあり得るかもしれません。
佐藤主税局長は慣例では財務官で退任ですが、一期下ですから、佐藤主計局長（事務次官）も可能性としてあると思います。
多分、増税乱発の次官を分散させることで特定の次官に怒りが集中しないように、さらに短期交替ではあれ最終ポストが局長ではなく事務次官になれ、さらに事務次官をやりたいなら、汚れ仕事（増税）をやれという自民党の意思表示があると思います。
財産税も同期から３人ぐらい事務次官を出してやるかもしれないし、やるなら総理大臣経験者が総理大臣と財務大臣をやっている今がチャンスではある。ただし財務税は、マイナンバー制度後にしかやらないとは思います。マイナンバーは財務税が本丸。総資産を把握したいだけで社会福祉はあとづけですよ。
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