林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?新・孟子1巻~4巻、まとめて解説2。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

お風呂場からこんばんは。孟子の解説です。まとめてになり申し訳ありません。腰痛が酷いので、前回のような細かい解説は無理なので、まとめて解説します。

一年前の孟子の解説でも書いたはずですが、孟子のエッセンスは、易姓革命です。非道な王様が出てきたら一夫(王ではないつまらない人という意味)なので、新しい聖人が王朝交替をすればよい。という考え方が天皇制の日本では受け入れられなかったのです。吉田松陰は、王朝交替の対象を天皇ではなく徳川幕府にして王朝交替をすすめたのです。

孟子が日本では受け入れられなかったのは、酷い王は王ではないので、交替させてもよいという部分です。しかし、善悪を越えた天意がありますから、ブラック企業のトップは交替させるべきですし、結局は天が裁くのです。

次に、楽しみの共有。昔の聖王の視察は社会福祉だから、不作の農民には食べ物を与えたから、視察が歓迎されるけれど、今は逆に視察のために労働に駆り出されるから、視察は嫌がられる。みたいな。

孟子の時代に性善説性悪説の議論があり、最終的には性悪説をベースにした厳罰主義の始皇帝が天下を統一したのです。
しかし、孟子の王道政治は衣食住を充実させ、教育を充実させればできるんですよ。私が日本と世界政府でやるのもベースは孟子の王道政治です。
ただし、技術としては君主論や厳罰主義がないと、王道政治になる前に国が崩壊するんですね。ギリシアでも、ローマでも市民を自由にさせ過ぎて国がなくなったんです。義務を果たさずに権利を主張する市民が増えたから。ローマが民主主義を否定したのは、ギリシアが民主主義で市民が好き勝手なことばかりやって国が滅んだからです。ですから、個人主義と公共心の両立は制度では無理なんです。国民一人一人が賢人にならないとベターな政治はできないし、国民一人一人が賢人ならどんな仕組みでもベターな政治になるんですよ。
人類救済とは、全人類を賢人にすることなのです。

次は、「人を動かす」D・カーネギーです。

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