いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
大河ドラマや信長のシェフや信長協奏曲で、織田信長が出てきますが、信長が最も長く生活したのは岐阜城です。美濃から岐阜に改名したのも織田信長です。
で、稲葉山城というのが岐阜城。稲葉山というのが現在の金華山です。
金華山は本家は、宮城県にあり金華山神社という金運の神社があります。これは金華山で、日本初の金が発掘されたからなんですが、金華山神社の祭神は「カナヤマヒコ」という神様なんですが、こっから話がややこしくなるんですが、オリジナルの金華山は宮城県にあって、稲葉山を金華山に改名したんですが、カナヤマヒコは岐阜の一宮、南宮大社の主宰神で、宮城県の金華山は岐阜からカナヤマヒコの分魂を貰ってスタートしたから、南宮大社がオリジナルなんですよ。おそらくはカナヤマヒコは、刃物の神様だから金山の安全祈願のために祭りはじめたのが金山だから、金運の神様にされたんでしょうね。
ですから、稲葉山城を金華山に改名した人は両方の由来を知っていたんでしょうね。
戦国時代は、応仁の乱で書物が焼かれ、知識人が貴重になるんですね。「風林火山」の孫子も吉備真備が平安時代に日本に持ってきたから、ポピュラーな兵法書なんですが、応仁の乱でかなり焼けたらしく、地方の大名は特に下剋上だと正規の守護大名じゃないから、書物まで持っていないんですね。上杉謙信も守護大名ではないから、叩き上げだから、金沢文庫か何かに孫子を借りにいったんですよ。応仁の乱までは孫子はポピュラーな本なんですが、戦国時代には貴重な本になっていたんです。で、戦国大名は叩き上げが多いから孫子を持っていない大名が大半だから、武田信玄は風林火山を使っていたんです。武田家は守護大名だから孫子を持っていたから。京都は応仁の乱で焼かれたから、名家でも孫子が焼かれている。
応仁の乱以前の武家なら普通に孫子を持っていたと思いますけどね。
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