林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

日蓮の開目抄。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

日蓮の開目抄を読んでいましてね。本当に日蓮さんというのは文章力があって、開目抄を読んだら日蓮を信じようかなと、私でも思います。ただ、間違いが多いんですよ。1つは、資料不足です。当時としては最高の学識ですが、お経が釈迦の死後、数百年後に書かれたものですから、仏典はどれが正しく、どれが間違っているとは言えないのです。

日蓮の開目抄は、護国を強調します。ですから、明治以降、法華経愛国主義が台頭してきます。石原慎太郎さんもそうだと思うんですけどね。

法華経系の呪いなんですが、呪いの見分け方を教えてくれと書いてあったから、開目抄と法華経に、法華経行者を迫害すると頭をかち割られて死ぬみたいに具体的に、仏罰が書いてありますから、法華経を読経しながら、頭をかち割られるイメージを描き続けていると思えば間違いないと思います。仏罰とか、他の宗教でも具体的にこんなひどい目に相手があいますよと書いてある箇所をイメージされていると思えばいいです。イメージしていることが、具体的にわかれば具体的にはずれますから。

この宗教だと、多分、具体的にこういうイメージで祈っているなあというのは、わかるんです。経典に書いてあるから。いちいち、書きませんけどね。

理論は後付け。迫害されても布教している開祖は奇跡体験をしていますよ。理論だけで命なんかかけれないですよ。日蓮日蓮法華経の仏界を見ているし、親鸞親鸞阿弥陀如来を見ていますよ。だから、絶対にお互いが引き下がらないんですよ。修行→奇跡体験→理論づけ。確かに、大量の仏典を開祖は読んでいますが、奇跡体験がなかったら、信じないですよ。

林雄介with,you。

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