いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
なぜ、イデオロギー争いがなくならないかと言うと、一神教のキリスト教とイスラム教はギリシア哲学をベースに教義が作られていますから、ギリシア哲学はディベートの世界ですよね？
イスラム教も、キリスト教も原形は平和な宗教なんですよ。ロジックもない素朴な宗教だったんですが、ギリシア哲学でイスラム教とキリスト教が理論武装してから、過激化するんです。
コーランは平和の教え。ただ、ユダヤ教やイスラム教は戒律が多いんです。戒律が多い宗教は、戒律を厳しくしないと、コミュニティーで争いを起こすから戒律が厳しいんです。ユダヤ人はエジプトの奴隷、イスラム教は中近東の戦闘民族の教え。ちなみにエジプトもイスラム教前の中近東も多神教なんですね。
モーゼがぶち壊したバール神は豊穣の女神のハトホル神なんですが、なぜ一神教にしたのか？を考えた時に、多神教だと厳しい戒律を出せないんですよ。多神教だと厳しい神も優しい神も両方いますから、厳しい神を避けたら戒律を守らなくなるから。
一神教の方が戒律でコミュニティーをまとめやすいんです。あと多神教だと部族の神同士で争う。日本は豪族の争いを平定してから天照大御神の下に、部族の神を配置して上下関係をつけたんです。
中近東で、多神教を認めると部族の神同士で争うから、一神教にしたんでしょう。マホメット前後は一回平和になって、十字軍から泥沼の戦争をやっていますから、原点回帰すべきです。
ユダヤ教は、エジプトの奴隷だったユダヤ人を幸せにするための宗教。キリスト教は、ユダヤ教が厳しすぎたから、愛をプラス、イスラム教は中近東の部族を平和にして幸せにするための宗教。
で、宗教統合は無理ですよ。１千年以上の歴史があるから。宗教融和。人間が仲良く、みんな幸せにというのがエッセンスだから、差異を強調したら、争いが酷くなる。共通点の尊重しか宗教融和の道はないと思います。
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