いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
インドのガネーシャは仏教の歓喜天。大黒天はインドの破壊神。弁財天もインドの河の神様。
で、仏教がインドから中国に伝来した時に、老荘思想の用語を使って仏教を紹介したから、中国仏教と老荘思想は中身が被るんですよ。相互に影響を与えているんですね。
日本の七福神的な魔改造は、どの文化圏でもあります。カトリックのマリア信仰はハトホル神やイシスというエジプトの女神に対する信仰がベースにあって、マリアに置き換わっただけなんですよ。
キリスト教は、ローマの国教化、またフランク王国(ゲルマン民族)のキリスト教受容のプロセスで、ローマやゲルマン民族の風習をミックスしていますから、原形はないんですよ。多分、カトリックに異端にされたネストリウス派(景教)はユダヤ教的キリスト教ですから、景教がイエスのオリジナルに近いとは思うんですけどね。
景教は、ベースはユダヤ教。聖徳太子のブレーンの秦河勝が景教を日本に持ってきていますから、日本とユダヤが同じという、ムー的な陰謀論がありますが、景教はユダヤ教ですよ。景教(ネストリウス派キリスト教)という世界史の教え方が誤解の原因なんですが、ユダヤ教そのものではなくユダヤ教ベースのキリスト教は随に伝来して、日本に入ってきて、秦河勝が聖徳太子のブレーンだから、ユダヤ教の要素は神道に入っていますよ。
青森かなんかのキリストの墓も景教の信者が作ったんじゃないですか?。
キリスト教も他文化を受容はしているんです。
教祖の教えが改竄されている割合が少ないとしたら、イスラム教。ムハンマドの死後、数十年でコーランができたから。ただ、アラーの教えを聖典にしないようにアラーが言っているんです。だから、ムハンマドの生前はコーランは禁止されていたんですが、ムハンマドが死んでから信者が教えをメモしたものを聖典にしたんです(アラーは禁止していたから、信者が隠れてメモしたものがコーランの原形)。
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