いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
黒田官兵衛って、何回も人質になったり、殺されかけるんですよ。
孫子の伝記を書いた司馬遷が、軍略家が友人の策略で足を斬られたのは間抜けと批評していますが、中国の歴史書の最高峰の史記の著者の司馬遷は、皇帝に友人の助命をして皇帝をキレさせて去勢されていますからね。司馬遷も、庇ったら極刑になるのを知っていて庇って、死刑か去勢か好きな方を選べと言われて史記を書くために去勢されたんですよ。
大局というのは、強欲な人間には見えないんです。私利私欲がない人間は、大局が見えますが、自分の損得を越えて動くから、自分のことは弱いんですよ。
孫子も基本的には、自分のことは考えていないから、自分は罠にはまるし、他人の軍師をやったら必ず勝つんです。
マキャベリも、強欲な人間はマキャベリズムを使えないし、そもそもマキャベリズムを使うまでもなく、普通に非道なことをやっていますから、マキャベリを読む必要はないんですよ。マキャベリは、イタリアがバラバラで各国の侵略を受けまくっていて可哀想だから、君主論を書いたんです。マキャベリの根底には、思いやりしかないんですよ。
即現金になるのは商学部、経済はお金になりませんからね。大局はマクロ過ぎて、未来は見えても、実務や出世に役立つのはミクロなんですよ。金儲けはミクロ。なので、ミクロで金儲けをして、マクロで国家１千年の大計を考えるのが、正しい生き方なんです。
ベースは、無私無欲があって、世のためにミクロで金儲けをして、生活費を稼いで、マクロで社会を改善していく。もう１つは、ミクロに私が弱かったら、貧困をなくせないんですよ。ですから、まず金儲けのやり方、学問のすすめや自助論、コミュニケーション術や実務、受験、就職のやり方を教え、マクロを教えると。マクロだけだと、生活していけないんですよ。実務能力があって、マクロで未来を改善しないといけないと。メインはマクロです。老子、５千文字に宇宙の真理を書いてあるんですが、マクロすぎて、普通の人は理解できないです。読書会をスタートしたのは、私が一応、初歩的な老子の解説ができるようになったからです。儒教は、本を出した時点でほぼ完璧に解説できたんですが、老子はマクロすぎるんですよ。
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