林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大黒天の働き、大国主の働き。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

大黒天というのは、1つは福の神として、財運を与える和気あいあいとした神様です。もう1つは、悪魔を退治する軍神としての働きです。

一般的には、インドの軍神の大黒天が、日本の大国主と名前が似ていたので、大黒天=大国主になったと言われています。大国主の福の神としての功徳が大黒天に加えられたという解釈が一般的なんですが、働きがはじめから似ていたんじゃないかな?と思います。

blogも読者層が広いから難しいんですけどね。

大黒天も大国主も似たような神様なんですよ。戦があれば軍事の仕事が必要になり、戦がなければ経済の仕事が必要なのがリーダーです。例えば、三国志関羽は、軍神と商売の神を兼任しています。戦国大名豊臣秀吉は商売が得意ですが、織田信長も、前田利家も、柴田勝家も、上杉謙信も商売上手ですよ。

柴田勝家は、猛将のイメージが強いと思いますが、経済政策にかなり力をいれ、それを信長に評価されて北陸を領地にもらっているんですよ。前田利家も、算盤を持ち歩いていたことで有名です。
黒田如水も節約と蓄財に力をいれ、関ヶ原の合戦は傭兵を万単位で雇って九州平定に乗り出したのです。

何回もblogや本に書きましたが、蓄財、理財の才能が戦国大名の最も重要な能力だったのです。武士の金儲けをやめさせたのは徳川家康ですよ。武士に金儲けをさせると戦国時代に逆戻りするから、金=悪という価値観の刷り込みをやったんです。

本来の大黒天や大国主軍神として理財、蓄財の能力を兼備していたのは当たり前なんです。

林雄介with,you。

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