いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
一昨日からネット上でヨルダンのアブドラ国王が、イスラム国（ＩＳＩＬ）の空爆に参加するという情報が流れていました。
ただ、海外やアラブの英語ニュースで、報道がなかったので、確実なヨルダン政府関係の情報が確認できるまで、言及するのを避けました。
で、ヨルダン政府が国王の空爆参加は現状では考えられないと発表しましたから、実際にヨルダン国王が空爆するつもりだったのか？どうかは？です。
ただ、完全な誤報ではなく、自ら出撃するという発言があった、または、世論がどう動くかを判断して、空爆参加を自粛した可能性も否定できません。この手の情報は、ネットが広まってから、オフレコ情報を流して、反応をみて取り消すこともあるので、正式発表がないと流すのは危険なんですよ。
政治家でも、対応を変える人がいるし。ですから公式発表がなければ、私は基本的には流さないようにはしています。
ちなみに、ＩＳＩＬが日本との人質交渉で何をしたかったのか？はわかりません。私がＩＳＩＬで、ヨルダン人パイロットを殺害済みで日本と交渉するなら、「リシャウィ死刑囚の国際刑事裁判所への身柄引き渡しを条件にした」。国際刑事裁判所の最高刑は終身刑だから、死刑は回避できたから。
逆に、ヨルダン人パイロットも殺害。リシャウィ死刑囚も死刑執行だと、基本的に死ぬ覚悟がない人間は、参加するなの世界なんですけどね。
空爆も危ないから、もう、ミサイルに絞って攻撃した方がいいような気もします。ＩＳＩＬは交戦団体の認定を受けていないから、国際法上は無差別爆撃にならないんですよ。民間人にばけたゲリラ戦は禁止されているから、戦闘員記章をつけて、交戦団体の認定を米国やヨルダンから受けないと無差別爆撃可能。国または交戦団体認定を受けていたら、非戦闘員への攻撃は国際法違反。ただし、中国やベトナムみたいに民間人にばけたゲリラをやると枯れ葉剤をまかれる（民間人にばけたゲリラがいないのに枯れ葉剤をまいたら、国際法違反）。米国は、グレーゾーンですが、一応、国際法の範囲内で無差別爆撃をしているから、交戦団体認定を受け、テロをやめたら、米国は無差別爆撃はできないんですよ。日本に対する原爆投下は国際法違反、Ｂ２９の無差別爆撃は、国家総動員法を逆手にとられた。
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