林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

岐阜県議会議員が、現金をばらまいた事件。怪文書の犯人は同じ党の議員。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

岐阜県議会議員が、1万円入りの現金と挨拶状を自治会長に配ったというニュースがありました。
これは、悪質な怪文書です。封筒や手紙から指紋を取るべきです。絶対に指紋がでるはずです。

また切手の唾液検査等も行うべきです。怪文書は必ず形跡が残るので、選挙で流したらダメなんですよ。

あと、賄賂に現金を配る慣習が岐阜県に今はない。買収の主流は会費制買収。有権者から会費を千円ぐらいとって、ビンゴで末端でも、3千円、特賞だと液晶テレビが当たるような、会費をとる新年会なんかで、会費収入が20万円なら景品を200万円出すみたいなやり方で、買収する会費制買収しかやらない。現金は買収だと相手もわかるから、現金は配らないですよ。

現金を配る場合は、手渡しが大原則だし、後援会旅行の準備費用みたいな、相手が受け取りやすい形でやります。買収は、買収と気づかれたら、買収にならないんですよ。有権者に現金を配る買収なんか一番難しいし、普通はやりませんよ。

犯人探しは簡単。怪文書を書く人はケチが多いから、全自治会長に配ったら、何十万になるから、「自分の支援者の自治会長に送って、通報させるんですよ」。全自治会長に配るような大がかりな怪文書はリスクがあるし、1万円を全自治会長に怪文書として配るような政治家は大物だから怪文書をまく必要はないんですよ。だから、送付先がわかったら、犯人が特定できるし、切手に指紋をつけずに手紙に貼るのは難しいし、手袋をして切手を水につけて貼れないんですよ…。文章と切手から関係者の指紋が出なかったら、プロの仕事ですけど、プロは怪文書をまかない。自民党系議員が被害者なら、犯人は自民党系議員。自民党の議員が民主党共産党議員に、怪文書を出してもメリットがない。民主党系議員に怪文書を出すのは、労組や民主党系議員ですよ。

怪文書は、バレたら、出したやつのダメージがめちゃくちゃ大きいから、絶対に選挙で怪文書を流したらダメなんですよ。あと、脅迫事件と同じで、プリンター、インクからプリンターを特定できるし。高度な怪文書で、自分で自分の関係者に怪文書をまいて、対立候補にまかれたという自作自演のイメージを植えつけるやり方もあるし。しかし、目的がない怪文書はないから、一番たちが悪いのは愉快犯なんだけど、愉快犯は犯行をエスカレートさせるから、自己顕示欲でやるから、必ず捕まりますよ。
林雄介with,you。

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