いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
風がビュー、ビュー。日曜日ですね、相変わらず風邪です。
久しぶりに理趣経を読んだんですが、「悟ったら、みんな清浄」という意味ですよ。空海が最澄に貸さなかった理由なんですが、おそらく、最澄は理趣経の意味を理解できても、他の弟子が正しく理解できない可能性が高いこと。比叡山は妻帯する親鸞らの浄土真宗も誕生しますから、比叡山に理趣経があると後世、誤解が生まれること。等々ですかね。
高野山は妻帯せずに、続きましたから、理趣経は性行為を坊主に推奨するお経ではないのです。川崎大師でも朝一の勤行で使われますから、毎月聞いていますが、私自身が直接、読んだのは大学以来なんですが、要するに「この世のものは全て清浄である、ただし悟ったら」。禅の悟ったら全て善、全て仏。というのとほぼ同じ意味ですよ。
原文、和訳を一読する以上のことはしない方がいいですよ。最澄に貸したら、誰でもわかると誤解されるから、あえて最澄ほどの学識があっても貸さなかったと思わせるための空海のパフォーマンスでしょう。あまり弊害がないのは、仏教系だと光明真言、十句観音経、観音経ぐらいです。光明真言も何百回もあげたら弊害がありますから百回以上あげないほうがいいですよ。
仏教系は意味が理解できていないと危ない。理趣経も他人の幸せのためだけにあげるなら問題ないんですけどね。他人の幸せだけのためにあげるなら観音経や光明真言でいいですよ。理趣経は長いから。人類の幸せ、敵の無条件の幸せを祈って、自分のことを一切、祈らないなら、どんなお経をあげても一切弊害ないです。欲心がないから。
自分のために祈るなら、ほとんどのお経が弊害がある。
大黒天経というのは、貧困から脱却できるお経と言われていますけれど、私が仮に毎日、１時間ぐらい死ぬまで、「人類から一切の貧困がなくなりますように」と祈祷しても貧困はなくならないと思うんですよ。それよりも、勉強の仕方を教えた方が確実に貧乏人が減る。と思うんですよ。
ですから、スキルアップの本を世に広めているんです。
神仏がいるのか？という質問を受けますけれど、東日本大震災で死んじゃった人の供養は神仏しか無理ですよ。死んでからもスキルアップはあの世で続きますが、あの世に一回連れていかないといけないから。
ですから、スキルアップしながら、生きている人間も、今日も職場の人が幸せでありますように、市民の皆さんが幸せでありますように、「オンマカ・ギャーラーヤ、ソワカ」と大黒天真言を唱えればよいのです。ちなみに天台宗の三面大黒天は観音経、比叡山ではなぜか大黒天経を売っている？
真言宗では光明真言を使って、祈るんですけどね。市民の皆さん、職場の皆さんが幸せでありますように、オンマカギャーラーヤ、ソワカと祈ればよいと。
最初はスキルアップと勉強なんです。９割は勉強、１割は神仏。９割、神仏、１割、勉強だと社会で生きていけなくなりますから。
久しぶりにお経を大人買いしまして、本で持っているやつが大半なんですが、祈祷文とか和讃が入っていて面白いですけどね。昔のお経は、神仏習合していますから。あと山伏とごっちゃになっているから神変大菩薩が出てきたりしますしね（役小角さん）。不動明王の祈願文に役小角さんと天照大御神が出てきますからね、江戸時代に作られたものは。
山伏とか修験道とか山岳宗教とか、江戸時代の祈願文は、密教、神道、仏教、ごちゃ混ぜで楽しいですよ。これが、日本教の怖いところです。ルーツがごちゃ混ぜだから。
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