林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と読書会「図解雑学、よくわかる省庁のしくみ」【中級編】

この本は、シリーズごとなくなった「政治がわかると省庁のしくみがグンと面白くなる」が絶版後に、中古本としてベストセラーという、新刊で買ってよ。的なことが起こったので、依頼があり書いた本です。しつこいですが、ブログや、アメーバなうの和歌を読めばわかるように、「書き下ろし」です。

ナツメ社さんから「難しすぎるという意見がありました」。私は、同じ内容の本を書きません。ですから、政治がわかるや「図解雑学、よくわかる政治のしくみ」と被る部分は、すべて省いたのです。しかし、「あまりにもマニアックで、はじめて読んだ人には理解不能」という説得があり、仕方なく、第3稿で、「政治のしくみ」と被る部分もいれたのです。しかし、「省庁のしくみ」の方が難しく売れません。しかし、「政治のしくみ」は日本図書館協会からしか選定推薦を受けていませんが、「省庁のしくみ」は全国学図書館協議会からも、学校図書館に置くべき本として選定されたのです。中身が濃いということです。

で、国会議員クラスでも「政治のしくみ」しか読まない。省庁のしくみは、マスコミの特番のネタ本として、「先生御監修いただけますか?」とテレビ朝日読売テレビ、フジテレビ、集英社等から頼まれる水準なのです。最近、御監修もやめましたけどね。監修料はゼロ円です。払わないんじゃなくて、貰わないだけですからね。監修料をとらないのは、「税務調査」でアウトになる。研修でも、番組監修でも、10万ぐらい準備にかかるから、数万円貰うと、経費率が赤字になる。下請けとか情報会社に探させて、わからない部分を聞いてくるから、国会図書館とか、官公庁のデーターがいるから、資料代がかかるの。私は、マクロの仕事だから、外交文書とかTPP関係はお金がかかるんですよ。

私が書いたマニフェスト達成率が9割以上でしょう?全部課長のヒアリングを独自にやって書いたからですよ。有料なら1億とる。同じ仕事を代理店に受注したら、億単位でとられますよ。大学時代のゴースト本で1冊100万。(口止め料込み)。だから、どの本を書いたか?は教えていないでしょう。月2冊書いていましたからね。
農水省以降は、ゴーストはやっていない。勝手に自分の名前で、私の原稿を共著にもせず出した方がおられるが、「ご家族や子や孫がかわいそうでね・・・」。運気を奪われるようなことをするから衰退するわけ。

コピー商品を中国なんかも作るんだけど、コピー商品を作りまくった分、災害や衰退が起こる。帳尻あわせがあるから、やめなさいというんだけどね。

省庁のしくみは、「中級編は、コラム、章末のコラムを読んで1個、ためになればいいと思う。」1400円の本ですから、1個、コラムを読んで、ためになればいい。ディプロマミルとか、日本の今後とか、そういうコラムがあるから、コラムから学べばいい。コラム1記事で1万から5千円以上の価値が最低でもありますよ。

茶道の千家の奥伝伝授は1千両。で、伝授するのは「平常心」ですからね。1千両とらないと、相手が使いこなせないから、1千両とるんですよ。
省庁のしくみ全部の伝授なんか、1億払わなきゃ、教えても、解説しても、絶対に使えないですよ。

TV局から毎年、30億受け取っているマーケティングの先生にいわれたけれど、「30億でも1千円でも同じ話をしていい」と。ただし、使いこなせませんよ。といってました。侮りがあるから。しくみがわかったから、ブログでも、本でも、ゼロ円の講習でも、1億円を貰っても同じことしか、言わない。使いこなせないことがわかったから。

仏教で出家させる本当の理由も、「人生をかけない」と使いこなせないからでしょうね。私の本でもブログでも、ノウハウを盗む人いますけどね、衰退していく。私から正統な継承を受けていないから。

はやし。