林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

政治のしくみがわかる本 レポート

こんばんは。これが「?」なんですが、私の本がテキストになっているのかな?

魔法の経済学なんかの初期の本は、いくつかの大学で教科書やサブテキストに使われていました。これは、読者の方や大学の先生のお手紙で知っているんですが、私の本業って、「経済政策」なんですよね、実務だと「立法学?か」。

大学院の教授なんかは、社会福祉系の大学で「公務員実務」を教えるといいとはいうんですけどね。社会福祉系大学は、文章実務ができないから、ケースワーカーとかの採用は少ないそうです。一時期、福祉職の公務員を大量に雇用したけれど、「行政実務、ようは文章処理ができないから」、福祉専門職を雇用すると、実務処理ができないから、今は、雇用しないから、「林君が実務を教えたら、福祉の専門家を生活保護ケースワーカーにまわせるけどね」とは社会福祉政策の何人かの教授に言われましたね。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」は、小学校高学年からのシリーズなんですよね・・・。専門書ではないから。国会議員には評判ですけどね。

あれ以上に簡潔に、レポートなんかかくの無理だろう?し・・・。
私の本のテーマは「経済格差が広がると社会不満が、ナショナリズムに結びつくから、格差をつくらせるな」と「イデオロギー論争を国会でやらせるな」。具体的に衣食住が改善されれば、イデオロギー論争は起こらない。

原発とか、意見が割れるものは「直接投票。」あと、「政策は、メリット、デメリット両方ある」。デメリットがない政策はありえなから、「自民党の政策がメリットしかないという意見も、デメリットしかないという意見も間違い。」

メリットとデメリットがあるから、「多数決で決める」。
レポートを出す先生がいたら、私のブログを読んでいるから、無駄なんじゃ・・・。

藤原保信系・・・。鴨武彦は野田聖子の妹の島桜子の恩師ではあるけれど、鴨武彦の影響は受けていない。

「図解雑学」は専門書ではないし、簡単批判がある本ほど売れている。難しくしたらほとんど売れていない。読書人口が減っているから、インテリを対象にしたら売れない。正確には、「絶対法令」は法令事務官なら誰でも知っていることを、東大、京大の技官にわかるように書いた本。

事務官向けには、「技官なら誰でも知っていることを簡単に書いている」。技官向けには、「事務官なら誰でも知っていることを簡単に書いている。」
あらゆることを簡単に書いているだけ。
専門書って、もう自費出版の世界なんですよ。昔は、授業で買わせることができたから、教科書を教授が書けた。今は、教科書すら自費出版の時代だから、商業ベースの専門書なんか無理ですよ。

新書はね、ネームバリューがないと無理。ちなみに、私が大学時代に出したゴースト本はいまだに売られている。私の文章は消えないんです。
短期的に売るのは、難しいけど・・・。

岩波ジュニア新書、「絶対に大人でもわからないレベル」の本がありますよ。子供向けの本のほうが少ない。だから、「週刊子供ニュース」を大人が見る時代だから、「大人向けの本」なんか、「もしドラ」みたいなビジネス系の本しか無理ですよ。

孫子ドラッカーの簡単な本なんか、使えるわけないんですよ。孫子ドラッカーも簡単な本だから、あのレベルの本すら読めない人間が、戦略なんか立てられるわけがない。最初は、「入門、ドラッカー」とか「入門、孫子」を書く予定もあったんです。ビジネス出版から依頼があって、もう10年以上前ですが。そしたら、入門ドラッカーや入門孫子を読んでも、ドラッカー孫子を読まないと出版社の人が言うから、「バカを増やすお手伝いをしたくないから、入門書系統のよくわかるだれだれを書くのをやめたんですよ。」

はやし。