林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

生年月日でどれくらい個人情報がわかるの?

生年月日でどれくらい個人情報がわかるの?

氏名と生年月日で、ほとんどの情報を集められます。で、住所地がわかったら、100%集められる。

私は、公式には生年月日を公表していません。理由があってね、「農水省にいた林雄介と作家・林雄介が同一人物である立証は生年月日の照会しか手段がない。で、生年月日は非公式には流れてますからね。私が公式に生年月日を非公表にしているだけ。」

私が正式に、認めないと、ウイキペディアとかにも掲載できないでしょう?
だから、生年月日は、非公表なんです。

氏名がわかれば、FACEBOOKやツイッター等から情報を集めることができます。で、名前がわかった時点でほとんどの情報は漏れますよ。
私の論文も、政経の図書館とかにありますからね。普通は、論文なんか調べないし・・・。

情報が流出しない理由は簡単。情報を流出させた人間の個人情報をこちらも流すから。

生年月日がわかれば、銀行の口座番号や携帯番号を特定できます。
(興信所はやる、個人だと無理)

生年月日がわかれば、銀行口座や携帯番号がわかる。携帯番号や銀行口座から、住所地がわかる。住所地がわかれば、学校がわかる。学校がわかれば、その地域のネットのコミュニティーから、進学先がわかる。
塾とかベネッセとか予備校関係のデータベースから、進学先特定。
あと、社会人なら、給料振込みやバイトの振込みがあるから、収入源と就職先がわかる。

携帯番号がわかれば、ラインやMIXI、FACEBOOKが特定できる。

不動産登記簿って怖いよ。住居移動がわかるから。持ち家だと引越し履歴がわかるから、例えば、横浜に家があっても前の住所地がわかる。前の住所地の不動産登記簿から、その前の住所地もわかる。1回、賃貸に住んでそれで、住所地、登録をして、登記簿の住所を変えたら、追跡できなくなるけど。不動産登記簿を使わずに、住所地の追跡をすることはできない。選挙人名簿の閲覧とか可能だけど、住所地追跡目的で、虚偽の社会調査をしたら犯罪だし。選挙人名簿は、公職の候補者なら見れるし、住民票台帳も社会学者なら見れるけど、「閲覧可能な社会的地位を捨てなきゃいけなくなるよ。」

住民票を使った住所地追跡は、第三者が合法的にできない。(借金の踏み倒しの裁判とか、合理的な理由があれば別。相手を捕まえることを目的にして弁護士をたてれば、住民票を追跡できるけど・・・。)

興信所の住所追跡は、「情報屋経由で自治体の職員から住民票情報を買わないと無理ですよ。」

探すのが一番難しいのは、学歴。
ただし、習字とか市民文化祭とか、部活とかスポーツ大会に出ていたら、A中学校、林雄介、短距離の部みたいに出る。あとは、予備校とかのアホな「合格しました」、何々中学の何々さんみたいな写真。

公人は普通は隠さないから、文化人人名録とか紳士録に載ってるけど・・・。学歴そのものは隠したことないから、私の学歴も昔から、人名録には載ってますよ。住所と生年月日は非掲載にしてあるけど。

私は、生年月日は、隠してはいないから、非公式には知られている。ただ、「公的には認めないだけ。」公職についたら、公表しますし・・・。

生年月日ぐらいしか非公表情報ないし。

ただ、興信所を使うのにお金がかかるから、個人情報を知ろうとするかな・・・。山田太郎だんでもいいんだけど、1986年7月21日生まれとする。
28歳かな?。で、住所地が横浜市とする。しかし、28歳なら1人暮らしかもしれないし・・・。年齢による、15歳ぐらいなら、学校の特定が可能だけど。社会人なら親元を離れてるだろうし。

普通は、FACEBOOKで「山田太郎」さん、横浜市、20代、男性がいないか調べる。で、そしたら、FACEBOOKは絶対に「住所地や生年月日」を書くべきではないと思うけど、「友達」を1人ずつ見ていく。すると、似た傾向の人間が出てくる。中央大学の人が多いとか、新潟の人が多いとか。
で、仮説を立てる、この人は新潟出身で、中央大学卒ではないのか?と。

次は、中央大学山田太郎で検索して、サークルやゼミ情報がないか調べる。FACEBOOKは、中学表示がないはずです。中学表示をすると、住所地がだいたいわかるから。校区。
FACEBOOKは、近所の話や店の話を書いたら、生活圏がわかる。

仮定の連続なんですよ。例えば、私は定期的に川崎大師にいくから、首都圏に住んでいる可能性が高い。川崎大師に朝一でいけるのは、23区だけなんですよ。埼玉や千葉だといけない。しかし、ひょっとしたら千葉県に住んでいて、ホテルに宿泊している可能性もある。
富士そば、メニューが店によって違うから、どこの富士そばか特定できるし、川崎からの移動時間で住居ってわかるんですよ。ですから、「時間をずらして」投稿してますけどね。「なう」の時に、「なう」の場所にいませんよ。移動時間と、ブログの記事の生活圏。あと、店。ドンキホーテとかダイエーとか西友とか、買い物した店で、都内なら、その買い物が可能な場所がわかる。

本当に、住所地を知られたくなかったら、「仮定の住所をおく。例えば、吉祥寺」に住んでいるという仮定をして、そこから逆算して記事を書く。

ただ、ツイッター炎上騒ぎでわかるように、「自己顕示欲が強い人は自分で個人情報を出しちゃうんですよね・・・」。

個人情報はね、「人付き合い」がなかったら、わからない。
SNSはやらない。LINEだけ。LINEはLINEで、他の人から漏れますけどね。要するに、LINEでやり取りできる友達がいれば、漏れますよ。

あと、個人情報がわかった時点で、「どうやって調べたの?」という話になる。興信所を使った場合、合法的に調べれる方法は限られているから、「正当な理由がないと調べませんよ。」ストーカーが個人情報を集めるのに、興信所を使ったら、興信所も捜査されるから。
「初恋の人」探しも、同じ学校とか、「同じ塾ならともかく」、会社で知り合ったとか、合コンで知り合ったら「初恋ではなく、ストーカー」だし・・・。

相手の住所、学校を最低でも知ってなきゃ、「ストーカー」の可能性あるし・・・。住民票は、閲覧履歴が残るから、あとで会う予定の人じゃないと問題になるし。

そもそも、同級生ネットワークの方が強いし・・・。

ですから、最後はなんに使うの?と思うわけです。

「ストーカー需要」ってリスクが高いし、ないんだわ名簿業者でも。
職業や学歴リストはあっても、特定の個人を探すための情報って、ビジネスとしてはない。借金踏み倒して逃げた人とか、蒸発した人探しなんだけど、家族なら最初に届けるのは警察なんですよ。

例えば、長妻あきらが資産ゼロ円だとする。しかし、普通預金にはあるかもしれない。けれど、その情報を入手するには、口座の情報を買わないといけない。その時点で犯罪だから、「週刊誌」に載せれませんよ。奥さんの口座の可能性もあるし。

例えば、私の銀行口座残高も調べられると思うけど、「入金してくれるの?」
ですから、個人情報は知らべられるけど、知らべて「どうするの?」
と思うわけ。

数百万かければ、だいたいの個人情報知らべられるけど、(有名人は無理)、本人に数百万払って、「直接、教えてもらったほうが早い。」。で、数百万払って、教えてくれなきゃ、「敵認定されてる。」

私の個人情報って、出版社持ってますよ。「こういう仕事をしてましたから、もし本にできるなら、本にしてください」だし、「あと、私が経歴に嘘をついていたら、出版社も困るでしょ?」

はやし。