林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介、決断のポイント、livedoor

後悔しないこと。

運が良いと信じたり、ポジティブに生きたほうが良いんです。ただし、学問がないからダメなんです。松下幸之助は、自分が「運がいい」と信じている人しか採用していないんですよ。しかし、じゃあ、松下幸之助が運が良かったかといえば、苦労の方が多い。なぜ、「運が良いと思っている人」を採用したかというと、「本当の理由は、運がいいと思っているほうが、運が良くなるからです。しかし、松下さん自身は、不幸な出来事も多いし、苦労しているし、いろんな宗教に入信してます。お付き合いではないでしょうね。

運がいいと思う人を尊重する人って、「苦労人」ですよ。松下幸之助は、かなり年を取ってから、経験と学問と信仰で、「ポジティブ」になっただけで本質的に、「慎重だし、猜疑心が強い人でしょうね。」猜疑心が強い人だから、頭がいい人より、能天気な人を採用したんです。

「運がいい」を強調しているから、「相当、落ち込むようなことがたくさんあったでしょうね。」松下幸之助の口癖が「運と愛嬌」ということは、松下さんは「苦労人で、気難しい人」ですよ。
運にこだわる人は、神経質で苦労症の人だから。手塚治虫も、方位とかお水とりみたいな非科学的な迷信大好きに人ですからね。神経症なんですよ・・・。

「運がいい」を大事にする人は2パターンしかない。本当の馬鹿か、ものすごい苦労症の人。で、だいたい成功して、「運と愛嬌、感謝」といってるような人は、「苦労しまくって成功した人。」順風満帆に来た人は、「運」なんか大事にしないですよ・・・。

順風満帆じゃないから、「運」を切望するんですよ・・・。

進路でも、絶対に後悔しない。で、道を間違えたと思ったら、方向転換したらいいんですよ。結婚も離婚したら良いし、仕事も転職したらいい。

しかしね、傾向があるわけ。で、弱い部分を望む。仕事運が強くて、家庭運が弱い人は家庭を作りたがる。家庭運があっても、仕事運がない人は仕事で成功したがる。何回、努力しても、また、親戚一同が失業するとか、離婚するとか、傾向的に、その部分が弱いと思ったら、強い部分を伸ばす。

前に書いたかな、空海、いろんな祈祷をしました。他人の恋愛や子宝もなんとかしました。でも、あの人、独身でしょ?。
他人の幸せを叶えることができても、自分が幸せになれるとは限らないんですよ。阿弥陀仏、あらゆる人を救うという、しかし、誰が阿弥陀仏を救うんですかね?。

決断は、「結婚」なら、結婚で迷わない。後悔しない。
高望みしすぎない。
仕事も同じ。

迷うなら、とりあえず、何でもやってみてから後悔したら良いんです。で、後悔したら、その部分は諦める。あらゆる部分で、幸運にはなれない。
松下家でも、田中角栄でも男の子がいないでしょう?
しかし、跡継ぎがいないから、家が持ったんですよ。武田勝頼でも豊臣秀頼でも、滅ぼされていますからね。

今川家は義元が死んだかわりに、氏真が生き延びましたけどね。

仕事は、クビにならなかったら、何回でも、復活したら良いんです。左遷されても、しつこく蘇る。結婚は、お互いに、分かれる前提で結婚したら続くもんですけどね。恋愛だとね、愛がさめたあとに続かないから。

あとは、価値観が違いすぎると無理。欠点を補ってれば良いんだけど、価値観が違いすぎると、難しい。育った環境も大事。

はやし。