念力の強化法も教えてくれという検索がありました・・・。
歴史上の念力が強かった人を調べれば、いいのかな？と思います。
まず、日蓮さん。（神風）空海。伝教大師も。
法力だとこの３名でしょうね。
修験道をいれるなら、役小角。
日蓮さんは、あんまり本を読まないほうがいいと思います。開目抄と法華経の２冊で十分です。角川のビギナーズ古典か何かで開目抄があります。立正安国論は読まなくていいです。普通の人は。
開目抄は、儒教、老荘の話からはじまり、仏教史から、他宗教のダメだしをします。そこで、注目すべきは、ものすごい知識量なんですよ・・・。
日蓮さんの本は、開目抄以外は信者さん以外は読むべきではありません。開目抄の感想なんですが、信者になろうかな？と一瞬考えましたからね。国語力があって、知識があって、ものすごく文章が上手いんです。ですから、普通の人が読んだら、他宗教を排斥する危険性が高いのです。
また、儒教、老荘、中国史に精通しているので、「間違い」を指摘することができないのです。
１つは、「密教」は、「天台」のパクリという箇所。ここは間違っています。元ネタは唯識論なんです。仏教系はベースが唯識論ですから、天台も密教も唯識論を発達させたのです。唯識論そのものは、インドで１０年就学が必要な学問ですから。天台摩可止観を読めば、いかに引き寄せが浅いかわかるはずです・・・。法華経と天台宗ができた後、インドではヒンズー教、イスラム教に押され、仏教の呪術化が進みます。唯識論をベースにバラモン教やゾロアスター教をミックスしたのが密教です。
ただし、こうした事情は当時はわからなかったことです。さらに、ゾロアスター教の影響を真言宗の研究者が認めたのもここ数十年の出来事です。
つまり、日本一の智恵者だったわけです。空海は、土木工事から仏教まで何でもできた文化人です。
最低１０年以上、経典を読み。島流しされても屈せず、元寇が攻めて来たときは、一心に護国を祈ったわけです。根性、頭の良さ、人に対する慈悲であるとか思いやり。これが、全員、ずば抜けています。ですから、念力で刀をおったり、曲げたりしたわけです。（観音経の部分を実践した）。
念力は、意志の強さですから、ガンジーやマザーテレサも持っています。
悪人も強欲な念力はありますが、意志力の継続で負けるんです・・・。
はやし。
