聖徳太子が大まかな日本の文化を決めたんですが、神道と儒教、あと在家仏教と法華経をベースに国作りをしたわけです。
最初に法華経を持ってきたのは聖徳太子。法華経の地上天国を最初に作ろうとしたのが聖徳太子。王法思想が6世紀からあったんですが、一回廃れるんです。法華経は岩波文庫で三巻ありますから読書会のテキストにはしませんが、一回は読むべきです。石原莞爾でも宮沢賢治でも法華経の影響を強く受けているから。
法華経は結論がないんですよ…。観音経って法華経の一部ですからね。長者の喩えも法華経。臨済宗も白隠さんが法華経の影響を受けていますから、白隠和讃で出てきますからね。浄土真宗と浄土宗以外は法華経は出てきます。法華経に絞ったのが日蓮宗。法華経そのものは、他の宗派も使うんですよ。
白隠さんも法華経は何が言いたいのかわからなかったんですよ。一切経典を読んでから、法華経を読み返して悟ったんです。
はやし。