林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

天皇家が、男系相続にしてある理由。仮説1。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

女系相続にすると、能力本位になるんじゃないかな?。天皇家というのは、部族連合の祭祀の一族なんです。天皇の役割というのは、祭祀。天皇家というのは、世襲ローマ法王であり、祭祀王なのです。

本来、全ての国は祭祀王が統治していました。エジプトもギリシアも中国も全て祭祀王が統治していたのです。

しかし、祭祀王にも弱点があって、統治に失敗すると王朝交替がある。その時に主宰神が入れ替わる危険性があると。エジプトでも、中国でも主宰神の入れ替わりがありました。

ですから、天照大御神を中心に日本の神々を永遠に残す祭祀王が必要だったのです。これが天皇家です。つまり、世界最初の政教分離国が日本なのです。

政治は優秀な人間が行い。祭祀は天皇家が行う。そうすれば、公家が政治をやろうが幕府がかわろうが、祭祀は変わらないのです。

世襲にしてあるのは、祭祀のやり方を変えられたり、祭祀の対象が変えられないためです。

つまり、日本書紀古事記に出てくる全ての神を祭り続けるために天皇制を採用したのです。

次、後醍醐天皇平将門の役割。

後醍醐天皇は、天皇が実務を担った場合、王朝交替が行われることを、天皇家と歴史に残すために、平将門は王朝交替をやろうと企てた武家は滅ぶことを武家に知らせ、歴史に残すために出てきたのです。後醍醐天皇天皇政治を成功させていた場合、天皇家が政務を担う前例になるので、それは失敗しますよと再確認するため。平将門が朝敵にされたため、平家も源氏も、天皇制の下で実務を行ったのです。

女系相続にすると優秀な男性を婿にしますから、天皇家が政務を行うことになり、万が一、失政が行われた場合、王朝交替がありうるのです。ユダヤ人は、ソロモン王の息子が失政で国が分裂したのです。

ユダヤ人は祭祀王に実務をやらせて、国を失ったのです。天皇家は、祭祀をやる最高権力者であっても統治権はない。

祭祀王の先祖が天照大御神なので、仏教が入ってきても、祭祀をやめれないでしょ?仏教は仏教として祭り、日本人の先祖霊である天照大御神を祀る。

イスラム教も、ムハンマドの子孫が天皇制を採用していれば、祭祀は残ったのです。しかし、現実的には一神教世襲の祭祀王採用は難しく、また一神教なら、最高神が変わる危険性がないので、祭祀王が不要なのです。イスラム教カーバ神殿の神像をぶち壊したり、モーゼがユダヤ人が作った黄金の牛(ハトホル神)をぶち壊したのも、一神教を残すためです。他に神様がいなきゃ、祭祀対象が変わらないから。

ただし、一神教宗教戦争の原因になります。日本も元々は、部族ごとに祀る神様がいたのを天孫族が、部族を統合して、神話の中に組み込んだのです。

しかし、実際に天照大御神が日本神界の最高神であるから、神界の序列通りに部族も再統合されたのです。天皇家を神格化するために天照大御神が最高神になったのではなく、神界の最高神が天照大御神なので、天照大御神を祀る部族連合が日本を征服し、天皇制を確立したのです。

天照大御神というのは、日本列島の太古土着の最高神を天孫族が改めて最高神にしたのです。

天孫族天照大御神の正体は、人間が知る必要がないことです。来世紀ぐらいに、自然に日本人が知ることになると思います。

林雄介with,you。

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