林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

読書の思い出、国富論。(*^_^*)意識の壁を破る。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

以前、書いた記憶もありますが、大学1年生の時にYさんという東京外大の教授がおられて、ゼミのような授業を受けていました。有名な社会学者なんですけれども、パーソンズのシステム論を学んだんですね。

非常に優秀な社会学者なんですけれど、3年生の時に、Tさんという社会学会長の授業も取りました。私はいろんな分野の学会長の授業が大学院でも多かったですね、偶然。

大学1年の時に、アダム・スミス国富論を読むといいとY教授に言われまして、その時に、「国富論というのは、勉強するものじゃなくてね、簡単な本だから夜、寝る前に寝床に入って、寝ながら読みなさい。」と言われました。これが大きな助言になりましてね、もしも、「国富論というのは経済学のルーツだから精読しなさい」と言われたら、精読したかもしれない。しかし、読めなかったかもしれないですね。

私はばか正直ですから、もちろん、優秀な先生しか授業取ってませんよ。有名な教授はたいしたことがない人も多いんだけれど、学者として優秀な人はたいしたことがありますから。

左派系社会学者としては、日本第一で共産党が理論的バックボーンにしていたんだけれど、共産党の矛盾をついたら、赤旗とかで敵認定して、裏切りものにされた人なんで、共産党大嫌いな人でしたけどね。まともにマルクス研究している学者で共産党支持者なんかいませんよ。マルクス研究したら共産党の矛盾が見えますから。

それはさておき、国富論は寝床で読めるという意識の壁が大学1年で壊れたわけです。国富論も長いんですよ。国富論より長いの資本論だけですから、マルサスリカードはもっと短い。ケインズは量ありますけどね。

ローマ法をやった時に、ロックかな?法哲学も、パンフみたいな薄い本だから、さっと読んどいてと言われました。たまたまそういう教授が多かったというか外部講師に金かけてますからね。

続く。

林雄介with,you。