林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

語学は無駄。(*^_^*)総合的に学ぶ時間がなくなる。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

語学は無駄。

例えば、宗教研究でも、イスラム教はアラビア語が必要です。ユダヤ教は、ヘブライ語が必要です。しかし、ユダヤ教のタルムード、ミシュナーだけでも、1万ページあります。日本語訳、英訳版でも、1年では読みきれない量です。

ヘブライ語をマスターして、ユダヤ教の勉強をしたら、他の勉強はできないと思います。イスラム教も同じです。

ですから、イスラム法学者ユダヤ教のラビになるならともかく、文化としてイスラム教、ユダヤ教を学ぶのに、アラビア語ヘブライ語を学ぶのは、物理的に無理です。その理屈だと、仏教を学ぶのに、パーリー語、マガダ語、サンスクリットも学ぶ必要が出てくるのです。

実際に、日本で普及している漢訳仏典は、意訳の部分が多く、サンスクリットやパーリー語経典と比較するとニュアンスが違ってくるものが多くあります。しかし、専門家に研究、翻訳してもらった方がはやいのです。

私は専門家ではありませんから、広く浅く総合的に学んでいます。同じように、読者の皆さんにも、自分の専門分野以外のことは広く総合的に学んで欲しいと思うのです。

林雄介with,you。