林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

悪因縁を恐れない1。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

公務員研修やblogにきた質問で、ちょっと掘り下げた話を書きます。

ゴッホ宮沢賢治というのは、生前、評価されていないのです。

で、どうやったら生前に評価されるのか?という質問が、かなりありました。

ゴッホ宮沢賢治が、もしも生前評価されていたら、「死んでから、作品は残らなかった」でしょうね。

才能というのは、前世からのストックと今世の勉強が必要です。そして、歴史に残るレベルの作品になると、「人間の能力」では残せないのです。

人間の能力の限界を越えた閃きがあって、残るのです。例えば、モーツァルトは一瞬で作曲していましたが、閃きなんです。モーツァルトの閃きは完成された曲として、降りてくるから、ベートーベンでも、真似はできなかったのです。

ですから、閃きの代償に30代で死んでますよ。

天界というのは、人間世界の1千年先までの音楽や社会制度が実現されていますから、天界から降りてきたものを、文芸や作品、あるいは社会制度として提言しても、「同時代の人間には100%理解できない」のです。

同時代の人間に、理解させたかったら、半分は天界のものを表現し、半分は今、流行しているものを表現する必要があるのです。

しかし、今の時代に評価されるものを残しても、100年後には時代遅れになるのです。

ですから、今の時代に評価されたいなら、歴史に残ることはできないし、歴史に残したいなら、今の時代に評価されないことをまず理解する必要があります。

しかし、大前提として、「100年先から1千年先を知っている必要があるのです」。そして、99,99999%の人間は、未来のことなど知らない方が幸せになれます。ですから、私も、未来の日本や世界がどうなるか?については、核心的な部分は、皆さんに教えることはありません。

中途半端に知らない方が幸せに生きていけるからです。

林雄介with,you。