林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

善人と悪人が一緒に仕事をする方法。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚の開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

善人と悪人が、どうやったら共存できるか?。善人と悪人がどうやったら一緒に仕事をやっていけるのか?。これは、私にとっても、読者の皆さんにとっても永遠のテーマだと思うんですね。

まず、善悪というものは相対的なものですから、悪をなくすことはできません。どういうことかと言いますとね、絶対的な善や絶対的な悪って存在しないんですよ。ある面から見れば善であり、ある面からみれば悪であると。正義と同じで、善悪も相対的なものなんですね。

しかし、相対的な悪人と相対的な善人はいると。結論から書きますよ。
「悪人がやることに半分目をつぶる。」善人が半分目をつぶればいいんです。
ただし、法律は絶対に守らないといけない。法律に違反しないグレーゾーンのモラル違反がありますよ。女遊びが激しいとか、金に汚いとか。そういう道徳的なことは、半分は目をつぶるんです。全部、目をつぶったら自分が悪人になりますから半分目をつぶる。全部、目を開けていたら、悪人が善人と共存できないわけ。ですから、悪人を許せないって独りよがりな善人ですよ。悪人に愛を向けないと一緒に仕事なんかできないですよ。で、悪人の悪さに半分は目をつぶって好きに悪いことをさせる。しかし、法律は絶対に違反させないと。波動を高めるとか、清らかになんて言っていたら繊細すぎて世の中をよくすることはできないですよ。本にも書きましたが聖徳太子、善人の極みですよ。しかし、蘇我馬子と妥協して一緒に仕事をしていますよ。蘇我馬子は極悪人ですからね。冠位12階、世襲化を抑制し実力主義の官僚制度ですよ。しかし、蘇我馬子は冠位12階の例外なんですよ。冠位12階の上に蘇我馬子だけ置いたわけ。下手したら、蘇我馬子枠で登用しているでしょう人材を。日本人で最も善人の極致におられた聖徳太子蘇我馬子に妥協しているんですよ。しかも、推古
天皇の皇太子兼摂政にも関わらず聖徳太子推古天皇より先に早死にしているわけです。聖徳太子が死に、推古天皇が死に、蘇我馬子が最後に死んだわけ。善人がいかにストレスがたまって悪人が元気に長生きするかの典型例ですよ。

林雄介with,you。
日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。