林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

愛とはなんなのか?

成功論や自己啓発本に、愛が大事、愛が大事と書いてありますが、愛ってなんなのか?わかって書いてるのかなと思うわけです。

キリスト教は愛の教えです。なぜ、キリスト教が愛の教えになったか?というと、ユダヤ教が戒律主義で、愛がかけてきたからです。病人がいても安息日だから、助けないとか。

人の幸せのために、ヤーベが戒律を作ったんですが、戒律を遵守するせいで人が不幸になっているから、戒律の土台に人が幸せになって欲しいという神の愛があると。しかし、具体的な愛が何か人にわからないから、隣人愛、身近な人を幸せにしてあげなさいと教えたわけです。愛というのは、人類愛、もっと詳しく書くと人間の成長のための愛ですから、試練もはいってるんですよ…。

万国共通です。困っている人には救いを、豊かになったら成長のための試練も。両方、愛の中にあるんです。キリストでもマリアでも、優しい面、厳しい面、両方持っていますからね。無条件に救済する神もいますけど、救済してから「頑張れ」って結局、試練も与えますからね。ちなみに、愛より赦す心の方が大事なんですけどね。

はやし。