日本人は解釈させたら世界一と言われていますが、マルクス経済学と儒教解釈は世界一と言われています。伊藤仁斎は朱子が体系化した儒教は、仏教や老荘思想が混じっていると、論語と孟子を中心に原理主義的な儒教解釈を行いました。古文学派と朱子派は日本で一大論争を繰り広げます。日本人らしいと言えば、日本人らしい。
大学、中庸の解説で書きましたが、大学は朱子が改変してますからね。しかし、現実問題として、孟子で読書会断念した人が多いので、解釈論までやったら、誰も参加しなくなると思います。
興味がある方は、解釈論を読めば？という立場です。大学時代に、大まかに読みましたが、解釈論までは、一般論としては不要だと思います。
もうひとつは、日蓮も伊藤仁斎も解釈論は、当時の文献と歴史知識でやってますから、中国で古い原本が発掘されたら意味的な解釈論は引っくり返るんですよね…。そもそも岩波文庫の大学は伊藤仁斎の解釈論採用してますけどね…。
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