林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

サクラ大戦の謎。

徳川幕府を復活させるというが、大正時代、徳川家は貴族として日本政府に組み込まれていた。〔徳川家が反対するに決まっている。〕
次に、徳川幕府は、天皇家から位と征夷大将軍に任命されたことに法的根拠がある。天海和尚や大久保長安が帝都に攻撃を仕掛けることは、朝敵である。

つまり、江戸幕府の正当性は天皇によって与えられたものなので、徳川幕府復興には当然、天皇の許可がいる。そんなことは、天海が知らないはずがない。
また、天海は天台宗の僧侶だが、比叡山が破門して、徳川宗家が反対してもサクラ大戦する気だったのか?

しかし、天海といい大久保長安といい、その上司の徳川家康はどんな人だったのか?

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ