林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

九州電力の愉快な世論操作。メール編。ハウツー指南。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。七夕ですね、風はびゅーびゅー唸っています。
(=^▽^=)

一応、突っ込みますが、九州電力の世論操作は悪質性が低いですよ。普通は子会社ではなく、広告代理店経由で広告費、研究費、講演会、研修会代等でマスコミや学会に金をバラまきますから、しかも、迂回させまくって出どころを分からなくするので、世論操作が表に出てくることはありません。

その点、絶対に外に漏れるであろう子会社からのメール投稿依頼は可愛い世論操作です。ただ、私が電力会社なら、わざと小賢しい子会社へのメール投稿依頼をバッシングさせて、その間に本丸工作で学会、マスコミ、政界に根回しをします。ですから、プロの手口なら原発再開の子会社への一般市民を装ってのメール投稿依頼発覚は、囮の可能性が高いといえます。

世論操作の基本は、「物事の本質をわからなくさせることです。」ですから、「医療水準が上がれば被曝しても大丈夫。」とか「食物や自然界から浴びている放射能の方が福島原発より量が多い」とか、学者やマスコミが擁護か擁護じゃないのかわからない意見を大量発信することで、情報を整理できなくして、考えることに疲れさせる。これが、ネット時代の世論操作です。

しかし、経済学にカオス理論というのがあります。今回、安全宣言をした後に、さらに安全検査をするというよくわからない菅ピューターが動き出しました。カオス理論では、不確定要素が大きく予測値が不安定なのです。要するに、何をやるかわからないと。ですから、巨額の世論操作費も友愛エネルギーや菅ピューターの前には単なる無駄遣いです。博報と電通も教えてあげた方がいいですよ、電力会社に。

さて、大事なことね、「騙されないポイントは、わけがわからなくなったら複雑に考えずに、単純にシンプルに考えたら世論操作に引っかからない。あと、大多数が同じ意見ならその意見は高い確立で間違った意見です。」

林雄介with,you。

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