林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

セシウム等の放射能汚染について。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

タバコ会社がスポンサーになって、喫煙で健康被害はないという研究が行われていました。遺伝子組換え食品も、携帯電話もセシウム汚染も、厳密には「安全か危険かわからない」というのが答えだと思うんですね。

チェルノブイリ原発事故の追跡調査で、「セシウム汚染による健康被害が立証されない。」と最近、マスコミ等で強調する傾向がありますが、チェルノブイリ原発事故を起こしたソ連は国自体が崩壊しています。まともな追跡調査をできたかどうかわからないのです。

セシウム汚染等で、健康被害の研究がきちんとできるとするなら、福島原発事故以降だと思います。
そもそも単体で毒性を調べられるものではないし…。教え子として言うべきことではありませんが、川勝静岡県知事はセシウム半減期がきたときに多分、この世にはいません。長生きするかもしれませんが…。

「直ちに」健康被害がでてこないから、安全とも危険ともいえないんですよ。BSEも人間に感染するという証明はありません。チッソ水俣病の因果関係も、立証できていないのです。結果論として、チッソしか考えられないからチッソが原因になっていますが、いまだに無機水銀が有機水銀になった化学的な証明はないのです。だから、いまだに水俣病で揉めてるんですよ。

携帯電話が世界規模の人体実験をやっているように、セシウム汚染等の人体実験はこれから日本でやるわけです。

長期的な健康被害の調査は因果関係を立証できないことの方がはるかに大きい。セシウム単体の汚染の調査はない。マウスの実験も原発推進側か反原発側の実験で色がついていますから、中立的な立場で実際にセシウムの安全基準はわからないですよ。政府としても、安全とも危険とも言えないはずなんですよ、本当は。断言できるまでの実験結果がないから。というか、セシウムがもれて農畜産物に混入することを想定していなかったから。

林雄介with,you。

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