林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

Googleブックスについて。本はフェアユースではありません。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。(=^▽^=)

Googleブックスでは、一部の書籍がほぼ全文無償で読める状態になっています。これは、著作権者からの異議がなければ、本の検索はフェアユースだというGoogleの確信犯的、著作権法違反行為なのです。私の文章を無断盗用した場合、あるものが減ります。これは、悲しいことですが多くの方で証明されています。ですから、天地自然の法則にのっとり、私はあまり気にしていません。

図書館とGoogleブックスは本質的に性質が異なります。図書館に関しては、一図書館で一冊購入してくれます。専門書等は図書館が購入することを前提に発行していますから、数千件の図書館購入だけでも、成り立つのです。しかし、Googleブックスは、ネット閲覧です。つまり、一冊の本が無断で一営利企業のビジネスに利用されるのです。同じことを、国会図書館も行おうとしています。国会図書館の書籍を電子書籍化し、全国の図書館に配信しようとしているのです。私たち作家は、本の印税で生活しています。もし、国会図書館Googleブックスのように、本の売り上げを皆無にする試みがなされるのであれば、どうなるのか?。

本がホットペーパー等のクーポン本になるのです。印税があるから、中立的な文章を書いたり、また、印税を読者の皆様に還元するためにブログ等の読者サービスができるのです。
新聞やテレビ、週刊誌は企業広告を載せています。レオナルド・ダヴィンチの時代、本の印税で生活することは不可能でした。だから、パトロンに庇護されていたのです。私は、印税以外に企業から過去一円も受け取っていません。しかし、もし国会図書館が本のデータを全国に配信したり、Googleが無料でフェアユースにすれば、残念ながら私には2つの選択肢しかありません。1つは、企業の金銭的支援を受けること。もう1つは著作権が守られる新しい国と新しい世界の統治制度を確立すること、つまり、世界政府国の速やかなる建国です。新国家ではフェアユース著作権違反企業は、抹消します。

林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。