林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

首相公選制について、松沢成文(筑波大学客員教授)氏の見解に対する見解。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんばんは。(=^▽^=)

前・神奈川県知事である松沢成文氏が首相公選制について、日本の論点や読売新聞にオピニオンを発表されています。

松沢氏の首相公選制に対する画期的なアイデアは、国会議員の中から候補者を選び(50人程度の国会議員の推薦人を必要とする)、5、6名程度の予備候補から、国民投票首相候補を選び、上位得票者を国会が民意として、首相に指名するという方法です。松沢氏の方法は、憲法を改正する必要はなく、首相公選制としては最もベターな方法であろうと私は考えます。

ただ、やはりポピュラリズムの危険性はあります。つまり、制度がどんなに良くても選ぶのは国民です。私は、教育水準の相対的な底上げでしか、ポピュラリズムは防げないと考えています。残念ながら、松沢氏とは、教育水準の相対的な引き上げについて私と意見の一致がありませんが、松沢氏は大変、バランス感覚のある方ですから、教育水準の相対的な引き上げによってポピュラリズムのない社会の実現に取り組んで頂きたいと思います。
松沢成文氏については、様々な評価があるようですが、私は松沢氏は知的なリーダーとは考えておりません。頭なら、愛知県知事の大村知事が勝つと思います。橋下徹氏にも負けるかもしれません。野田総理と松沢氏は、どっこいどっこいでしょう。

ただ、バランス感覚は歴史に残るリーダーであると個人的には考えています。武将に例えるなら、三国志劉備に松沢氏は似ていると私は思います。私はリーダーは優秀である必要はないと考えています。リーダーは優秀な人間を使いこなせればよいのです。松沢氏の下には、無限に人材が集まる可能性があります。だから、民主党の代表選に出馬できたのです。松下幸之助氏も、人材を集める能力があった。今、日本と世界は金融危機や震災等、多くの困難に直面しています。松沢氏の下には、人材が集まる。リーダーは本人が優秀過ぎると何もできないんですよ。信念、ビジョンがあって、人集めができる人間がリーダーに相応しいと私は考えます。

林雄介with,you。

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