いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o
大本の出口王仁三郎、日蓮さんについて書きましたから、真言宗について書きましょうか。真言宗にの根本教典の一つに理趣釈経というお経があります。大学ではじめて原文を読んだときに、これは問題があるお経だなあと思いましたね。
要約すると、「この世にあるものは全て清浄であり、だから、男女のセックスも清浄なんだよ」というお経です。これ、学力がないお坊さんや行者みたいな人が読んだら９９％おかしくなるなと思いましたね。
理趣釈経は、一切教典の一部としてなら全く問題はないんです。理趣釈経がメインになったら、やはり破壊僧になる。インドは、跡継ぎを生まないと出家できないんですね。ヒンズー教は社会人をやって子供が成長したら、最後は修行者になるという文化があります。その文化の中で釈迦は出家したんです。生涯、性交渉をしなければ人類がいなくなります。ですから、性交渉をして子供を作ってから修行者になるんです。同じことを理趣釈経も言っているだけです。人間には本能があるから、本能まで殺す必要はない、（けれど、宗教的人格を大事にして修行しようね）という解釈をすべきでしょう。理趣釈経を文字通り、基礎学力、幅広い宗教知識、仏教知識がない人間が読んだら、どうなるか？。人間の欲望に忠実に生きて、本能をコントロールできなくなるんですよ。だから、理趣釈経は真言宗の根本教典でありながら、空海はセックスしていませんよ。それが、理趣釈経に対する空海の答えでしょうね。無理に欲望を抑えずに、正しい努力によって、本能を昇華させろと空海は言っているわけです。本能のまま、欲望のまま生きろと空海は言っていないですよ。本人がセックスして
いないですよ。理趣釈経の実践はありえないことなんです。空海がやっていないから。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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