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作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

公務員の親族が生活保護受給、東大阪市。o(^▽^)o扶養義務果たさず。不正受給?

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いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

私は、生活保護の親族扶養義務制度はおかしいと思います。なぜなら、日本国憲法は、「個人の尊厳」が基本理念にあるからです。ですから、芸能界の不適切な生活保護受給事件についてコメントを避けてきました。

今回、某お笑い芸能事務所の本拠地、大阪で公務員の親族が生活保護を受給しているか?の調査があり、東大阪市では30名の公務員の親族が生活保護を受給していることが判明しました。もちろん、公務員も日本人である以上、憲法理念から、個人の尊厳が最大限に尊重されなければいけません。また、親族との不和、過去に親に捨てられた等のケースも想定できますから一律、親族扶養を義務化すべきではありません。
しかし、公務員は法令を作るのが仕事です。もっとも、法令に忠実である義務が公務員にはあります。ですから、個別案件に踏み込みませんが、客観的にやむを得ない場合を除き、公務員という安定雇用が保障されている職業である以上、ある程度以上の扶養義務は一般国民より、高いハードルであるべきです。大阪市のタトゥーや日の丸より問題です。

しつこいですが、離婚して音信不通の親とか、仲が悪い親戚の扶養義務をおわせるのは、私は憲法理念的に反対します。しかし、社会常識的に、普通の親兄弟ならば公務員は生活保護の扶養義務を履行しなければ、国民が不適切受給、不正受給をしてくると私は考えます。

林雄介with,you。

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