いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)
日本には、省庁より力のある行政組織があります。それは、証券取引等監視委員会です。今回、年金基金を使った悪質な詐欺事件の容疑者であるＡＩＪの浅川和彦社長ら関係会社の役員が証券取引等監視委員会から、東京地検に刑事告発されました。ちなみにすでに警視庁から詐欺罪で逮捕されています。
証券取引等監視委員会は、マクロ・レベルの詐欺師を捕まえる機関です。何度も書きましたが、「霞が関の中央省庁の役人のインサイダー取引でも告発します。」にも関わらず、経済産業省を中心にインサイダー逮捕者がでるのは仕組みを知らないからだと思うんですね。霞が関でも、身内に厳しい組織があります。内閣法制局や証券取引等監視委員会です。
証券取引等監視委員会は、金融庁にありますから、旧大蔵省系の組織です。ですから、財務官僚はお目こぼしをすると思いますよね？。「絶対に財務官僚でも、告発します。」、証券取引等監視委員会は、財務省、経済産業省関係も全て調べます（関係会社の関係官庁は調査対象）なので、財務官僚ですら、「インサイダー取引はやりません。」その話は財務省から何人かに聞きましたから、事実でしょう。
ホリエモンも証券取引等監視委員会に告発されたんですよ。で、官僚も捕まえるのが証券取引等監視委員会で、政治家は東京地検特捜部の仕事です。政治家を逮捕できるように、検察庁から切り離したのが（独立性）、東京地検特捜部です。マクロ・レベルの詐欺師は、警察が摘発出来ませんから、証券取引等監視委員会や東京地検特捜部が摘発するしかないんですよ。普通の検察だと政治的圧力があるから。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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