林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

インド、スズキ自動車のマルチ・スズキ工場で暴動。(大学時代の思い出話)。松下電器インド工場見学。

いつもありがとうございます。林雄介です。

インドのスズキ(自動車)の工場マルチ・スズキで大規模な暴動がありました。なぜ、スズキ自動車でというのが素朴な疑問です。スズキはインドに海外拠点を設置した(1980年代)日本で最初のモデルケース的な会社です。ただし、インドはビジネスが難しいんですね。で、大学時代に日本の工場を見学するというゼミのムチャな課題があり(農作業とか大学院に殴り込みとか。)、「英語で交渉しなくてよい」という理由で、日本企業見学を担当したんですが、その時もスズキ自動車がなんかトラブっていたらしく、スズキ自動車に電話したらインド工場は見学できないということで受付のお姉さんに、「インド」で電話を切られました…。いろいろマスコミから問い合わせがあったようです。
他に当時は日本企業が見つからず、探したら松下電器が工場を持っていたんですね。さすが世界の松下電器です。で、「工場を見学させて頂けませんか、他にインドに工場を持っている会社がないんです」と説明したところ、海外事業部に繋いでくれて、ゼミの日程表等を送って下さい。インド支社長に連絡しておきます。と言われました。松下はスゴいですよ。電話1本で、インド支社長に海外事業部から連絡してくれましたから、「大企業」の余裕を感じました。さすがに、もう噂は消えたと思いますが、「松下はさすが、世界企業」伝説が学部に広まりました。細かい話はさておき、電池やテレビ工場でしたが、あの時、ブリックスになるとは思いませんでした。インドは海外支赴任経験のプロが派遣される最後の僻地(当時)と言われました。世界中を松下で海外勤務して最後にたどり着くのがインドらしいです。ですから、インドで工場運営は難しいのでしょう。ただし、松下は、英訳版「松下幸之助哲学(巻物)」を朝礼でやっていました。ですから、トラブルはないですよね?。インドでも、松下幸之助哲学が普及しているわけです。スズキの話がなくてごめんなさい。スズキ
、見学させてくれなかったから。私はともかく他のインド組は出世していますから、「松下はすごく親切」の刷り込み効果バツグン、松下も親切心でしょうし…。これが幸之助イズムなら、やはり松下は世界企業ですよ。

林雄介with,you。

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