林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

殿様東電、電気料金8%値上げ、課長以上の平均年収を30%カットでも、超高給830万円。(東京都の世帯年収2倍)カット前の平均年収は1千1百万円…。

いつもありがとうございます。林雄介です。

東電が血のにじむ人件費カットで課長以上の管理職の平均年収を830万円にすることに成功しました。30%カットなので課長以上の平均年収は1100万円だったことになります。

今回、東京電力の平均年収の資料がなく、いくら貰っているか疑問でした。たしか600万円か700万円だったんですね、東電の平均年収は。で、NHKが1100万円、まあ、電通博報堂も同じくらいです。

これ、単純に平均年収を比較できないんですよ。学歴別割合が違うから。NHKもうちは大卒が多いと誤魔化していますが、「国会で質問すべきです。『要するに、NHKを所管する総務省の予算案を決める財務省主計局主計官より、NHKの平均年収が高いということは、NHK全体として、財務省主計局主計官より有能だとお考えということですよね?』、どう答えるかな?。
主計官(準課長だと800万円いくかな?)。今後、東電の年収比較に財務省主計局主計官を持ち出せば、さらに年収カットする。(経済産業省がとばっちりで予算を貰えなくなるから。)

東電はコネ入社と高卒割合がわからないから、大卒なら東電の年収は普通(ただし、日本銀行より上)。代理店の年収は学歴を考えたら妥当。東電の大卒(管理職総合)の平均年収は1100万円程度。で、ちゃっかり、10%も9月から、電気料金を値上げして、まだ830万円、これは日本で一番世帯年収(個人じゃない)が高い東京都の400万円の2倍ですよ。

消費税より高率な電気料金を値上げして、東京都の世帯年収の2倍の平均年収っておかしいですよ。650万円~700万円まで削れ。
わかった、経済産業省の課長補佐と同じ年収を上限にしたらいい。残業代がつかないから係長から課長補佐に昇進するとキャリアは年収が一時的に激減する。で、役員は経済産業省担当の財務省主計局主計官の年収で固定。

林雄介with,you。

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