林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

野田佳彦首相の李明博韓国大統領宛ての親書、日本の外務省宛てに書留郵便で返送…。国交断絶状態に…。

いつもありがとうございます。林雄介です。

野田佳彦首相の李明博韓国大統領に対する竹島問題、天皇陛下土下座謝罪発言に対する抗議の親書を、郵便書留で日本の外務省宛てに返送するという前代未聞の大珍事が起こっています。結論から書きますが、李明博大統領から、「親書をお受け取りはしますが、諸般の事情により親書をお読みすることはできません。」という親書を野田佳彦首相宛てに出せば解決するはずなんですよ。親書同士のやりとりで読まない宣言をすればよいのです。

書留郵便は受け取り拒否ができますし、普通郵便でも、「受け取り拒否」で返送できます。これ、親書の紛失が起こったら韓国の国際問題になりますよ。回答をしたくないという親書か、読みたくないという親書を韓国大統領が野田首相に出せばよいのです。
親書の拒否になると、ポツダム宣言(返信拒否で原爆を投下された)みたいにラジオで一方的に、日本政府が韓国大統領に抗議するという世界になります…。

韓国政府は気づいていませんが、事実上の国交断絶状態です。で、親書を郵便書留で来ると2つ問題が起こります。

1点目、「検閲問題」。韓国から投函されたのなら、総務省が韓国からの郵便物のチェックをして、親書がどう移動するかを確認しなければいけなくなります。
2点目、国際郵便の場合、到着日が未定なので、土日に外務省幹部と外務大臣が外務省待機して、親書の受け取り拒否をする必要が出てきます。審議官かアジア太平洋州局長か下手したら次官待機。

さらに、はっきり内容物が野田首相の親書とわかる形で返送されない場合、韓国からの一切の郵送物を日本政府が受け取り拒否する必要が出てきます。事実上の日韓政府のあらゆる外交交渉が郵便でできなくなります。

親書は受け取るが、「回答は拒否する」という親書を日本に送れば解決するはずですが、なぜ、親書の返送にいたったか謎です。事実上の国交断絶状態…。

林雄介with,you。

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