林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

おはようございます。儒教と礼儀。

いつもありがとうございます。林雄介です。

ちょっと急用で、執筆を中断し、移動中です。

グリーン席の後ろの席のおっちゃん達が朝からビールを飲んでいます。元気だなあと思います。

最近、日本全体のモラルが低下していることを強く実感します。これは世代を越えてです。

モラルの低下は、教育や学問の質以前の問題です。ではモラルとは具体的には何のことでしょうか?それは、礼儀です。
孔子儒教で具体的な礼儀を説きました。礼儀を説くということは中国人は礼儀が必要な民族であるということです。儒教は机上の空論ではなく我が強すぎる中国人という民族に礼儀を解いた実践的な教えなのです。これが孔子の頭がずば抜けて良かった理由です。論語の中には中国人を誉める中華思想があります。これも理由があります。プライドが高い民族ゆえに、プライドを満たす隠し味が中華思想なのです。孔子自身は謙虚な人間ですが、中国人の性質を理解し中華思想をいれてあるのでしょう。こういう妥協もある程度ないと教えとは広まらないのです。

儒教とは本来は、ベースにある思いやりや真心、誠の精神をもち、思いやりや真心、誠を具体的な生活の中で活かすために礼儀があるのです。しかし、学問がない人間は形の礼儀から強制し、善の学問の道に入ることが儒教の目的です。これは大学、中庸、論語孟子を読めばわかることです。しかし、形にとらわれ本質がわからなくなる人も多いのです。

では、礼儀はなぜあるのでしょうか?。これはマナーと同じです。他人を不愉快にさせないためにあるのです。

そして学問が身につけば自ずと礼儀も身につくのです。ですから、本でもブログでも、研修でもまず思いやりと真心に基づく学問の重要性を繰り返し説明しているのです。ではでは。

林雄介with,you。

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