いつもありがとうございます。林雄介です。
さて、本日、午前９時４９分に北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射しました。落下物は、黄海、東シナ海、フィリピン東方の太平洋上に落下しました。
まず、北朝鮮ミサイル発射可能性は来週の可能性が高いと１、２週間前にブログに書きましたので、予想が外れたことをお詫びします。
北朝鮮のミサイルは、日本上空（沖縄県）を１０時１分に通過しました。
今回、北朝鮮のミサイル発射の意図は不明です。ただ、日本の政情を考えると、保守系政権が誕生し、北朝鮮に対して厳しい対応を取らざるを得なくなる可能性があります。
最悪、日本に国防軍が誕生し、弾道ミサイルを開発するという選択肢を国民がとる可能性もあります。
ただ、２点注目すべき点があります。
１点目は、北朝鮮はかなり飛距離のある弾道ミサイルを保有している→開発費が膨大なため、北朝鮮が自然消滅する可能性もあります。
２点目、過去の北朝鮮のミサイル発射は、食糧援助等で譲歩を引き出すために行われてきました。その前提で衆議院選後にミサイル発射と予想をたてました。しかし、北朝鮮は１２日発射というカードをきりました。ミサイルは数百億円の開発費が必要ですから、北朝鮮の一大国家プロジェクトです。つまり、北朝鮮はアメリカや日本に経済支援を求めるために、ミサイル発射を行ったのではなく、北朝鮮国内が、飢餓で国家維持が不可能なレベル（暴動や国家転覆レベルのクーデターが起こりうる）まで政情不安定になっている可能性が極めて高い、外交カードではなく、北朝鮮国内が困窮し、政情不安定のため、ミサイル発射に踏み切ったのであろうと考えます。
林雄介の衆議院選挙解説「公式よくわかる政治入門」http://intely.jp/pc/group/477
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