まず、埼玉県には監察医務院は存在しません。監察医務院制度自体が、東京、大阪、神戸にしかありません。
2通りに解釈できるのですが、埼玉県には監察医務院に変わる制度がないのか?という意味と、埼玉県にある監察医務院制度に変わる制度がないのか?と取れます。
まず、後者の監察医務院そのものが制度としてありません。監察医制度そのものも、ドラマでは埼玉を舞台にした監察医制度があるようですが、自治体である埼玉県には監察医制度は存在しません。
本来は、監察医制度は、全地方自治体に設置することが望ましい制度です。しかし、実際は自治体に運営費がなく、監察医制度そのものが東京、大阪、神戸、横浜、名古屋にしかなく、名古屋では事実上の監察医制度は機能していませんから、監察医制度自体が東京、大阪、神戸にしかないと考えるべきでしょう。
これは、「危機管理費用を支払いたがらない新自由主義の弊害」ともいえます。
1、監察医制度は、犯罪の抑止力になります。現在、全ての死体に司法解剖が行われることはありません。変死体に関しては、すべて司法解剖を行うことで、犯罪を抑止できます。
具体的には、アセトアミノフェンと酒を飲ませて殺すとか、そうした保険金殺人等の抑止や事故を装った殺人を防ぐことが可能です(司法解剖すればわかります。)
行政は、「赤字になり、加えて利益を生み出さない仕事に特化すべきです」この基本が理解できなかったのが、バカ民主党の事業仕分けと事業仕分け委員です。事業仕分け関係者は死んで詫びるべきですね。
このように、マスコミや政治家が、行政の仕事の本質そのものを理解するのに必要な知識がないため、蟻の脳みそ、鮫の脳みそといえます。
しかし、民主党政権を選んだのも、小泉郵政改革を赦したのも、ナチスを生み出したのも国民です。ゆえに、民主主義は危険な手法なのです。ギリシアの大哲学者プラトンが、「民主主義そのものに反対している理由」もこれです。
監察医制度に限らず、あらゆる政治の仕組み、社会制度の改善は、国民が賢くなるしかないのです。
この地球規模の衆愚政治の行き着く先は、おそらく「風の谷のナウシカ」の世界です。巨人兵は、出てくるなら30世紀ではなく、この100年以内だと思いますよ。
林雄介with,you。
林雄介、待望の新刊「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)
○林雄介のライブドア(有名人ブログ・オフィシャルユーザー、auブログ時代の過去記事があります)
http://blog.livedoor.jp/yukehaya/
〇林雄介の公式HP「EGG」、林雄介への取材、林雄介への研修依頼はこちらから。
〇林雄介事務所お仕事依頼メールはこちらから。
日本図書館協会選定図書、全国学校図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。
〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/
〇サイバーエージェントINTELY編集部公式ユーザー、林雄介の衆議院選挙解説「公式よくわかる政治入門」
http://intely.jp/pc/group/477
http://intely.jp/yukehaya22
絶対わかる法令・条例実務入門―行政を知りつくすために読む本 [単行本]
絶対スキルアップする公務員の勉強法 [単行本]
よくわかる政治のしくみ (図解雑学) [単行本(ソフトカバー)]
よくわかる省庁のしくみ (図解雑学) [単行本]
公務員の教科書 算数・数学編 [単行本]
ニッポンの農業 ―ここが常識、非常識― [単行本]
この通りにすれば受験にうかる! [単行本]
省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる―日本の内閣、政治、そして世の中の動きが一気に読める! [単行本]
1日で公務員試験に合格!魔法の経済学 改訂版 [単行本]
1日で公務員試験に合格!スキルアップ経済学超入門 [単行本]