林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

秘密保護法案は、首相の特例法案。(・ω・)/

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

通常の法案作成は私の本に書いた通りなんですが、秘密保護法案は首相の特例法案。通常法案は、担当大臣がいるんですが、首相法案は首相の責任で作成する。例えば、内閣法制局チェックは週1とかルールがあるんですが、首相法案は選任の参事官が置かれる(参事官は複数の法案チェックを同時にやる。選任になると、参事官の担当法案が減らされたり1法案になる。)

内閣情報調査室は過去5年間に、法案作成の実績がない。野党が騒いでいますが、警察庁からエースを出向させている。法案作成は、経験者にしか担当させない。通常は、室長と法案担当課長補佐と法案担当キャリアの3人のキャリアと専門職で作成します。下手したら警察庁か防衛省の法制局参事官を出向させている可能性がある。たこ部屋のメンバーは、競馬監督課なら競馬監督課付きや官房付、局付きにして、たこ部屋のメンバーがわからないようにする。法制局参事官経験者をたこ部屋室長にしている可能性すらある。あと、首相法案は、法制局が法案をチェックし、作成サポートもやる可能性すらある。
あと、省庁協議じゃなくて省庁ヒアリング(通常法案は、各省庁対等に質問可能。首相法案は、各省庁は成立に助力しないといけないので、通常法案の慣例が適用されない。予算案と同じ扱い。)

首相法案は、年間1本あるかないか。内閣で1回あるかないか。通常法案は各省庁の責任で作成する。首相法案は、内閣の責任で作成する。
首相法案は、担当省庁のエースを投入するから、法案に穴がない。だから、怖い。通常法案は、国会の会期延長はない。首相法案は成立するまで会期延長したりする。あと、内閣法制局チェック後に、議員立法強行採決する。通常法案は、担当省庁が野党も含め根回しして、成立させないといけない。首相法案は、与党の責任で強行採決や国会の会期延長をやれるから、廃案は絶対にない。首相法案というのは、最悪、首相が衆議院解散を含める内閣総辞職をかけて法案を通すから、首相もやりたがらない。自分のクビをかけて法案成立をさせるわけだから。


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