いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
泡沫候補というのは、選挙で当選する可能性が少ない候補者のことです。今回の東京都知事選には１６人の立候補者がありました。しかし、新聞やテレビで報道されるのは主要候補と呼ばれる舛添要一、宇都宮けんじ、細川元首相、田母神俊雄の４名です。たまに、小さな記事が出る以外は、その他の候補者は報道されません。また、いくつかの団体が開く公開討論会も主要候補者だけを招き行います。
では、主要候補と泡沫候補の違いは何でしょうか？。一つは政党の推薦、支援があるかないかです。
もう一つは知名度です。石原慎太郎氏が初当選した都知事選挙では自民党等は推薦候補をたて、石原慎太郎氏は完全な無所属でした。しかし、抜群の知名度で当選を果たしました。
世論調査等で知名度が高い候補者や元首相、元大臣、元知事等は主要候補者として報道されます。わかりやすい例では、小泉元首相の刺客選挙で自民党から刺客をたてられた野田聖子元郵政大臣や亀井静香氏らが無所属の主要候補者です。実際に、野田聖子氏は佐藤ゆかりさんを亀井さんはホリエモンを破りました。
さて、今回、自民党、公明党は舛添氏を、民主党等は細川元首相を、共産党等は宇都宮氏を、石原元東京都知事は田母神氏を応援しています。
他の１２名の候補者は政党の応援がありません。ドクター中松氏は過去、数回にわたり都知事選挙に出馬し１０万票程度を獲得してきました。有権者１千万人の東京では少ない投票数ですが、小選挙区の衆議院選挙なら当選できる得票数です。ですから、ドクター中松氏は、主要候補に準じる候補者としてたまに報道されています。しかし、本来の選挙の平等から考えれば、立候補者全てが平等に報道されないことはマスコミの公平性に欠けることではあるのです。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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