いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
外は風がびゅーびゅー吹いています。今日は、最近、風邪気味でしたから大人しく部屋で寝ていました。
さて、選挙ではマニフェストを候補者が出します。じゃあ、マニフェストって何？というお話をしたいと思います。
わかりやすく説明すると、もし、自分が都知事になったらこういう政策を実現しますという有権者との約束です。なので、政権公約と日本語ではいいます。
マニフェストは、紙に書いた約束です。昔は、自分が政治家になったらこういう政策を実現しますというまとまった約束がありませんでした。
マニフェストの目的ですが、知事選挙の場合、４年後に実現できたかを検証することができます。マニフェストは、達成度を調べられる約束です。
誰が作るかですが、候補者が作ることはありません。知事選挙の場合は何人かのブレーンと候補者が話し合い実現可能性が高い政策をマニフェストにまとめます。市長クラスになるとブレーンがいなかったりもします。私がマニフェストを執筆するときは、実現可能性が９０％以上のものしか載せません。
一番厄介なのは国会議員、多数決で国会で決めますから、野党の議員や与党でも当選１、２回だと実現が９９％無理なマニフェストを作りたがる人。もう１つはアメリカは党議拘束がありません。民主党の議員が共和党の議員の提出した法律案に賛成できます。ですから、アメリカは議員個人がマニフェストを出せますが、日本は与党か法律を決めますから、野党が法律を作れませんし、議員個人が所属政党の法律案に反対することはできません。ですから、イギリスでは保守党や労働党のマニフェストはありますが議員個人のマニフェストはありません。日本はアメリカ式とイギリス式がごっちゃになっています。あと、知事、市長、国会で出来ることと出来ないことがあります。知事選挙で知事に決定権がない政策をマニフェストに書くのはおかしいんですよね。だったら、国会議員になればという話になるから。
マニフェストは、本来は知事なら知事の責任で出来ることをメインに政策を作らないとマニフェストにはならないのです。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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