いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
都知事選挙のマニフェストですが、具体的に何を見たらいいのでしょうか？。マニフェストは、選挙事務所でも配布できますし、候補者のＨＰにも掲載されています。
また、選挙広報が各世帯に配布されます。選挙広報にはマニフェストの抜粋を載せてあります。
マニフェストは、まず都知事ができることかかどうかが重要です。国は外交、防衛、大きな政策を担当しています。市町村は学校の運営など生活に密着したことを担当しています。知事は、市町村の調整や都道府県レベルの政策をやっています。例えば、大阪市長の橋下徹さんが大阪府を大阪都にするといっていますが、大阪府知事にも大阪市長にも大阪府を大阪都にする権限はありません。大阪府を大阪都にできるのは国会だけです。そこで、維新の会を作り国会議員を当選させる必要があったのです。
都知事も国の仕事をすることはできません。例えば、東京メトロと都営地下鉄の合併は都知事が決めることはできません。ただし、石原元都知事は、東京メトロが民営化された場合、東京都が東京メトロの株を買って大株主として東京メトロと都営地下鉄の合併を実現すると言っていました。実際に、東京メトロは５１％の株式を国が、４９％を東京都が持っていますから、東京都が２％株を買えば５１％の大株主になりますから、東京メトロと都営地下鉄の合併は可能なのです。
ただし、オリンピック中止や米軍基地縮小は知事の責任ではできません。青島都知事はお台場の都市博覧会中止を公約に当選しましたが、都市博覧会は東京都の責任で中止できる博覧会でした。つくば万博や大阪万博は国際万博ですから知事の責任で中止にすることはできません。主宰者が東京都の博覧会だったため中止にできたのです。自治体の選挙で、国の政策を決めることは出来ません。マニフェストを比較するときは、都知事が出来ることなのか？出来ないことなのか？都知事の仕事なのか？そういう国や社会の仕組みを理解して比較して欲しいと思います。
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