林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ユニセフ大使のアグネス・チャンVS2ちゃんねる、ツイッター。多分、唐澤弁護士状態に炎上する。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

日本ユニセフ大使のアグネス・チャン氏がネットの誹謗中傷に対して法的措置を取っていると報道がありました。

ユニセフ協会については以前、記事にしましたから、さらっと書きますが、募金や寄付から一定額の運営費を差し引くことは、認められています。ユニセフ国連職員が運営していますが、国連が寄付金集めを出来ませんから、各国に国連ファミリーのパートナー団体があり、これは難民高等弁務官事務所でも同じやり方をしていますから、日本ユニセフ協会国連とは別組織)が特殊という訳ではありません。

で、ユニセフ協会はどうでもいいんですが、週刊誌やマスコミ相手に訴訟を起こすわけではないので、ネット相手の訴訟は、唐澤弁護士状態になる危険性があるんですよ。
通常は、執拗に誹謗中傷をしている個人を先に特定してから、プロバイダ請求を行います。10人なら10人、工作員みたいなのが、執拗に書き込みをしていれば、ターゲットを絞って、プロバイダに開示請求を出せるんですが、ターゲットを絞らずに無差別開示請求をやると唐澤弁護士(2ちゃんねる相手にプロバイダ開示請求をやって、どこまで書き込んだら開示請求が来るかという玩具にされた)みたいに、万単位で書き込みをされたら、逆効果になるんです。

例えば、ユニセフ、ピンハネみたいな広まって欲しくない用語を開示請求が来るか?のチキンレースで、書き込みされまくった場合に、弁護士に例えば、1件1万円でも1千書き込みだと1千万円になりますよね。万単位で悪ふざけで、書き込みをされたら、対応不可能になるから、ターゲットが絞れている場合なら、開示請求は意味があるんですが、不特定多数が悪ふざけで誹謗中傷の書き込みをしだしたら、プロバイダ開示請求は逆効果になる可能性が高いんです。

週刊誌訴訟はある程度、抑止力になるんですが、ネット書き込みは執拗に誹謗中傷をやらない限り、プロバイダ開示請求は愉快犯を増やす危険性があるんですよ。

最近の弁護士は安易に訴訟を起こして、事態を悪化させますからね、ロースクール以降の弁護士。
政治家でも、元秘書とか対立候補が誹謗中傷していれば別なんですが、一般人の書き込みはスルーしていたら、別の対象にうつるし、炎上ですら飽きられますからね。炎上芸になったら飽きるんですよ。

林雄介with,you。

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