林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

潰れる組織の見分け方。お金にルーズ。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

潰れる組織の基本がありましてね。お金にルーズ。

衆議院選挙がありますが、選挙事務所でも、ボランティア組織でも会社でもお金の扱いにルーズなところは、組織運営に隙があるから、潰れやすいんです。

ボランティアは、お金で潰れるんですよ。100円のジュース代の立て替えの精算の不備で潰れますよ。高額なお金はさすがに気をつけますが、1万円以下のお金の扱いに組織の運営力がはっきり出ますから、1円単位のお金の扱いをみるんでし。で、例えば、ボランティアの方に500円立て替えてもらった時に、必ず500円返さなきゃいけないんです。これボランティア団体が管理できないんですよね。

金持ちの方が500円の扱いを気にする。例えば、10万円寄付したらいい加減に管理されそうだから渡せないんですよ。ボランティア団体の甘えなんです。会社の、組織の、組合の甘えなんです。500円の金額を見ないんですよ。管理能力と信用力を500円で見られるんです。

ボランティアだと本業を持っている人が来る。そうすると、経理をやっている人も会社の経営者も来ます。

相手の経済力とお金の管理能力は有無は別物。経済力があるということは、シビアな金儲けをしていますから、貧乏人以上にシビアに管理能力は見てきますよ。

わからない人にはうまく伝わらないと思うんですが、昔の銀行って一円単位で計算があうまで検算をしていて、人件費の方がかかっているんですね。欧米なら、銀行員がポケットマネーで帳尻あわせをして終わりなんです。日本の銀行は、1円単位の管理能力があることの信用力の方が経済価値が高いと判断したから、1円の帳簿の計算をあわせるために100万円単位の人件費を使ったんです。1円の計算を夜中までかかって帳簿の計算をするから、1億円をその銀行に預けるんですよ。
数百円とか数千円の管理が杜撰なら、組織そのものが必ず杜撰な運営をしていますよ。少額なお金の扱いを観察すれば、だいたい組織の運営力がわかるんです。

少額な方が人間性というか、はっきり出ます。油断するから。

林雄介with,you。

〇林雄介のTwitter

http://twitter.com/yukehaya/

〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/
〇林雄介のプロフィールhttp://profile.ameba.jp/yukehaya22
公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=8174

あなたも凄いカリスマ性が身につき世の中のカラクリがわかる日本図書館協会選定図書の「政治と宗教のしくみがよくわかる本」マガジンランド

http://www.magazineland.jp/products/detail.php?product_id=490


〇林雄介のアメブロhttp://ameblo.jp/yukehaya22
〇林雄介のライブドアブログ。(ライブドア有名人ブログ・オフィシャルユーザー、auブログ時代の過去記事があります。)
http://blog.livedoor.jp/yukehaya/


日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。


「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれ ば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。