林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

私の好きな老荘。列子は数人いたんですよ。抱朴子も自由人の話。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

老子は難しいから、あまり読まないんです。老子だけは、正確に解説できる人間はいないと思いますよ。老子を正確に解説できたら、神仙になれますからね。神仙というのは、天仙、地仙の上です。

荘子も面白いですが、やはり一番好きなものは列子です。列子は中国の文献記録が不正確なため、老子列子はいなかったと私の親戚の津田左右吉博士がいっているんですが、間違いです。仙人は業績を記録に残さないという慣習があるんです。老子は1人、列子は数人、荘子は1人。列子孫子が2人いたように、列先生が数人いたんですよ。だから、文献研究だけだと辻褄があわなくなるんです。

もう1人、好きな老荘思想家がいて、今の老荘思想道教を体系化した抱朴子。この人は官僚ですから、儒教をベースに役人をやり、道教を体系化したんです。ちなみに、旧約聖書と同じで老荘は寓話ですから、肉体の不老不死は不可能ですからね。仙人は全員死んでいます。精神世界、死後の魂の不老不死ですから。
抱朴子や道教の長命の薬を飲んだら死にますからね。水銀や金に長命効果はないですからね。

儒教で仕事をする。その中で魂は自由人であれというのが、本来の老荘思想です。列子も風に乗って空を飛んだのではなく、幽体離脱か、自由な境地のことをいっているだけで、空を物理的に飛べたわけではないと思いますよ。

列子は、ユニークな寓話が多いのですが、話がでかくなっていますから、モーゼが海を割ったのと同じで、鵜呑みにしない方がいいですよ。

何もない川から金銀財宝を取り出した話は、確信したら、不可能が可能になるという話で、物理的に無から金銀財宝を取り出すのは、ほぼ不可能ですからね。完全に不可能ではなくても、人生に1、2回できるかどうかの話なので、文字通り受け止めたら社会性がなくなりますよ。

精神世界、魂の自由人の話ですから。

林雄介with,you。

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