林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ハッピーバレンタインデー。(*^_^*)

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

バレンタインデーですが、キリスト教的には、特に何もありません。殉教日不明の聖人の日にまとめてバレンタインさんも祭られているためキリスト教は公的にバレンタインデーを否定しています。

そもそもキリスト教キリスト教たるゆえんは、キリストの復活なので、キリストの復活を祝うイースターが一番重要な祭日なのです。

ところで、チョコレート一つにしても、流行りすたりがあります。

一般的には、男性から女性にチョコレートを贈る場合、ゴティバのようなメジャーなメーカーのものはどうか?と思います。毎年、この時期にはバレンタインデーにチョコを配る習慣のないベルギーやオーストリア等から日本に王家御用達チョコレート屋が大量に、チョコを売りに来ます。

チョコレートは、カカオの質、材料、ブランド、見た目を総合的に比較し、女性受け、男性受けするチョコレートというのを研究していくわけです。

しかし、ベルギー王室御用達は丸の内では通用しても、地方都市では、よくわかりません。ですから田舎ならマキシムや帝国ホテル、オークラ等の旧御三家ホテルブランドのチョコレートが無難です。

しかし、本当は食道楽をし、皆さん自身が納得したものを贈るべきです。

ある程度以上の富裕層で文化水準が高い相手には、「ネット通販がない、デパ地下でも売っていない、わざわざ買いにいかないと手に入らないお菓子」を贈るのが常識です。

赤坂にはそうしたお店も多いのです。

しかし、本当の金持ちには、私はものは差し上げません。自宅にピカソがあるレベルになると1万円も10万円も、うまい棒も大差ないんですよ…。

ですから、最後は、私は自分の本を差し上げるんですけどね。レォナルドダビンチでも、松尾芭蕉でも、自作をスポンサーにたくさんあげてますよ。文化財というのは、ほとんどがスポンサーにプレゼントされたものなんです。

私は本というのは、大衆、民衆への文化開放だと思うのです。宗教家のルターも大貴族のスポンサーがいたわけです。マキャベリは貴族へ、孔子でも王家のためにまとめたのが儒教です。仏教も弟子の大半は貴族か金持ちで、大衆のお弟子さんというのは少数派なんですよ。

ムハンマドもメッカを支配していた貴族階級出身で信者も行革派の貴族が中心です。貴族と富裕層から大衆に広まっていったのです。

いつも書いているように、日本で一般大衆が本を購入できるようになったのは戦後以降です。

日本に限らず、本を一般大衆が所有可能になったのは第二次世界大戦以降なんですよ。中流階層以上に限れば、1900年代から本を所有できるようになっていますが、米国でも、黒人の公民権運動が1960年代にありましたから、一般大衆が本を読める社会階層になったのは戦後なんです。

白人の中流階層以上に限定するなら、20世紀初頭から本の大衆化ははじまっていますが、有色人種は大衆化の中に入っていませんからね。米国はいまだにKKK(黒人に選挙権与えるなという団体)がいますからね。

アパルトヘイトも1990年代まで南アフリカでやっていて、日本人は名誉白人だったんですよ。ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊も1990年代ですからね。

30年前まで、米国とソ連で冷戦やってたんですよ。韓国が民主化したのがソウル五輪の1985年以降で、その前は軍事政権が統治していたんですよ。

冗談みたいな話ですが…。

林雄介with,you。